特集
2019年1月25日
2018年は地震と風水害が多発した。大阪北部地震は大阪府付近で阪神・淡路大震災以来の震度となり、風水害と共に多くの教訓を残した。「2018近畿の都市防災企画」では関西ライフライン研究会が昨年開いた地震防災フォーラム「南海トラフ巨大地震に備えて」のパネルディスカッションの内容を報告し、近畿圏で大きなつめあとを残した災害を写真で振り返る。
2019年1月22日
三機工業グループの総合研修・研究施設「三機テクノセンター」が昨年10月にオープンした。研修施設、R&Dセンター、技術展示エリアなどで構成され、コア事業発展に向けた技術開発、人財育成の戦略拠点となる。三機テクノセンターの本格活用により、長期ビジョン"Century 2025"で掲げる「選ばれる会社」への進化を目指し、さらに技術と人財の「質」を高めていく。
2019年1月16日
90周年企画-建設コンサルタントの新機軸-パシフィックコンサルタンツ
2021年に創業70周年を迎えるパシフィックコンサルタンツが、次の目標として掲げるのが新規事業の創出。インフラマネジメントや公共サービス運営といった新領域を、土木コンサルティングと並ぶ基幹事業に育て上げようとしています。そのチャレンジの主役となるのは、挑戦者のDNAを受け継ぐ社員たち。それぞれの専門分野で活躍する社員3人と重永智之社長がパシフィックコンサルタンツの未来を語り合いました。
2019年1月15日
2017年、三つの建築系学科を集約して建築学部を創設した芝浦工業大学。90年の歴史を誇る芝浦建築教育は、東京ベイエリアの豊洲キャンパスで新たなステージを迎えた。創立100周年となる2027年を見据え、世界水準のグローバル理工系大学を目指す芝浦工業大学と建築学部の未来を村上雅人学長が展望するとともに、最先端の研究・教育を展開する5人の教授に同学部の学びについて語ってもらった。
2019年1月15日
東京都心に希少と言える閑静な住宅街が広がる目白に、「医・職・住」をコンセプトとする複合用途ビル「ヒューリック目白」が完成した。店舗やオフィス、住宅を配したビルとは思えないようなワンシルエットの上品な立ち姿が、目白の街並みと見事に調和している。昨年12月以降、低層部の物販店舗やカフェ、クリニックも順次オープンし、周辺地域のにぎわい創出に期待が高まる。設計は日建設計、施工は大成建設が担当した。 ■建…
2019年1月11日
福島県須賀川市が建設を進めていた「須賀川市民交流センター tette」が完成し、きょう1月11日、待望の開館を迎えた。東日本大震災からの復興を担う中心市街地活性化拠点として、図書館や子育て支援センター、生涯学習センターといった機能のほか、「特撮の神様」と称される同市出身の映画監督、故・円谷英二氏を紹介するミュージアムを備える。設計・監理は石本建築事務所・畝森泰行建築設計事務所JV、施工は三井住友…
2018年12月28日
建設業で働く人の環境が大きな変革期を迎えている。高齢者が増え、若年層が少ない現況打破へ、行政と業界が一体となって魅力向上・入職促進に取り組むと同時に、技能労働者の経験と技能を適切に評価する新たなスキームが来年4月にスタートする。こうした国内人材の活用に最大限の努力を払う方針と並行して、外国人労働者を受け入れる新たな枠組みも整いつつある。国土交通省の野村正史土地・建設産業局長に話を聞いた。
2018年12月27日
訪日外国人が増えている。17年は前年比19・4%増の2869万人と過去最高を記録した。近隣アジアからの訪日外客が多く、アジアからの外国人旅行者は84・8%に達した。客層では最近5年間、観光・レジャー目的の割合が8割近くを占めている。外国人旅行者による国内消費額は12年度以降急速に拡大しており、訪日観光客の増加が地域経済にも好影響を与えている。訪日外国人旅行者による17年消費額は、前年比17・8%…
2018年12月26日
豪雪に始まり記録的な集中豪雨、異常なまでの猛暑、地震、ブラックアウトと、わたしたちの暮らしを脅かす自然災害が、今年も多く発生した。どのような災害が発生しても機能不全に陥らない国土の強靱(きょうじん)化がまさに求められていよう。官民の力を結集した強靭なインフラづくりが喫緊の課題だ。
2018年12月26日
大阪湾岸道路西伸部の着工や大阪万博の開催決定など、関西にも明るい兆しが見えてきた。しかしながら、ミッシングリンクの解消などまだまだ道路整備を取り巻く環境は課題が山積だ。2018年度の近畿の道路企画では、建設コンサルタンツ協会近畿支部が出した関西の将来のあるべき姿を具現化するための提言に携わった京都大学大学院工学研究科の大津宏康教授にインタビューするとともに、湾岸道路西伸部の動向をトピックスで紹介…