特集
2018年12月21日
わが国の学術研究活動を支える大学施設だが、昨今はイノベーション(技術革新)に向けた産学連携拠点としての機能も求められている。一方で、多くの若者が集まるキャンパスには地域の活性化やにぎわい創出といった効果も期待されることから、大学を核としたまちづくりを進めている自治体もある。こうした観点から、今年の「関西の大学施設整備」企画では、これからの時代に求められる大学施設の在り方を探るとともに、関西で進め…
2018年12月20日
地質調査業界最大手の応用地質は、公共事業を中心とする従来型の事業スタイルからの脱却を図る取り組みを加速させている。2020年をターゲットとする長期経営ビジョンの確実な実現に向け、今年からその仕上げとなる中期経営計画「OYO Jump18」を始動。本計画では、「インフラ・メンテナンス事業」「減災・防災事業」「環境事業」「資源・エネルギー事業」の4領域を新しい事業セグメントに位置づけ、市場開拓・事業…
2018年12月19日
公共建築物等木材利用促進法の施行(2010年)、建築基準法の改正(2015年)を受け、非住宅建築の木質化が進んでいる。耐火木質部材の開発により、中大規模の木造建築も増えつつある。来年には木造建築の防火規制対象が緩和され、中層建物でも構造体の木材をそのまま見せる「あらわし」が可能になるとデザイン的な広がりが期待されている。一方で、木質構造は設計が標準化されていないために手間を要し、耐火性能を確保す…
2018年12月17日
90周年企画-大日本コンサルタント株式会社 信頼のもと社会に必要とされる企業グループへ
大日本コンサルタントの新井伸博社長は、2016年9月の就任以来、「創造と変革」を掲げ、時代の変化に対応するビジネスモデルの創造に力を注いでいる。社員全員が仕事を楽しむ会社にすべく「働き方改革」にも先頭に立って取り組む。社会に貢献している実感こそが、働くモチベーションになると話す新井社長に同社の経営方針を聞いた。
2018年12月14日
都市鉄道等利便増進法に基づく初めての事業で、横浜市西部・神奈川県央部と東京都心部を直結する「神奈川東部方面線」の整備事業が最盛期を迎えている。相鉄・JR直通線(SJ線、相模鉄道本線西谷駅~JR東海道貨物線横浜羽沢駅付近)と、相鉄・東急直通線(ST線、JR東海道貨物線横浜羽沢駅付近~東京急行電鉄東横線・目黒線日吉駅)の二つの連絡線を整備。SJ線が19年度下期、ST線が22年度下期の開通予定で、広域…
2018年12月14日
ヒューリックが開発した複合施設「ヒューリックスクエア東京」が完成した。晴海通りに面し、気品あふれる立ち姿を見せる建物は、銀座・有楽町エリアの新たなランドマークとなる。地下1階~地上3階には「大人の街に、かつてない上質を。」をコンセプトにした飲食・物販店舗が入居。4階以上には直営ホテルのフラッグシップとなる「ザ・ゲートホテル東京 by HULIC」(運営・ヒューリックホテルマネジメント)が入り、き…
2018年12月13日
江戸時代には「江戸総鎮守」として将軍から庶民までを守護したとされ、現在も「神田明神」の呼び名で親しまれている神田神社。その境内にさらなるにぎわいをもたらす新施設「文化交流館」が誕生した。神田、日本橋、秋葉原、大手町・丸の内など東京の伝統と創造を象徴するような町々の氏神として、多彩な人々の交流を深めるための舞台となる。設計・施工は鹿島が担当。きょう13日にこけら落としを迎える。 ■建築概要■ ■工…
2018年12月7日
野村不動産が東京都青梅市で開発を進めていた1フロア約6000坪の3階建て大規模高機能型物流施設「Landport青梅I」が竣工した。2階へのスロープを設けて1階・2階同時に10t車72台の接車を可能にし、効率性の高い輸配送業務に対応する。全館をLED照明にしているほか屋根に太陽光発電システムを導入するなど環境配慮型の施設で、省エネ、ランニングコストの低減も実現する。設計、施工はともに錢高組が担当し…
2018年12月7日
いま多くの大学では校舎の老朽化や、18歳人口の減少に伴う学生の確保が課題となっている。本特集では、次世代に向け各大学が進める学生や教員にとってより魅力的なキャンパス整備への取り組みなどを紹介する。
2018年12月4日
2011年に発生した東日本大震災。その後も熊本地震や北海道地震などが各地で発生している。過去に何度も大地震に見舞われている中部地方は近年、幸いにも地震被害を免れているものの、南海トラフ巨大地震の発生確率は年々高まっている。また、地球規模で環境変化が変化し全国各地で豪雨災害に見舞われている。今年は大型化した台風も日本列島に襲来、西日本の各地に大きな被害をもたらした。 人口やものづくり産業が集積し、我…