特集
2018年8月3日
8月4日は「橋の日」。語呂合わせから生まれた記念日だが、私たちの暮らしに密着し、豊かな経済社会を支える身近な橋に思いを巡らすよい機会でもある。橋は、河川や海などで隔てられていた地域を短時間に結び、両地域の交流を活発にする効果がある。国土の多くを山地が占め、多数の島々を領土に持つわが国では古来、橋を架けることによって地域交流の拡大と社会・経済活動を活発化させてきたとともに、架橋技術の向上・発展につ…
2018年7月31日
中国地方整備局の18年度予算は、直轄事業費1736億7900万円、補助事業費3003億2700万円。前年度当初に比べ、直轄は0・4%増、補助は5・3%増を確保した。内訳は、治水384億8300万円、海岸15億7800万円、道路1417億7000万円、港湾整備148億6200万円、空港整備4億3700万円、住宅対策78億1600万円、市街地整備20億3400万円、都市水環境整備10億7300万円、国…
2018年7月30日
学校法人亜細亜学園が、東京都武蔵野市の亜細亜大学武蔵野キャンパス内で整備を進めていた「新1号館」が完成し、きょう30日に竣工式を迎える。学生・教職員の安心・安全とアメニティ向上を目的とする同キャンパス再開発計画の一環で建設されたこの建物は、地上14階建ての高層ビルで、亜細亜大学と武蔵野市の新たなランドマークとなるもの。設計・施工は東急建設が担当した。 ■建築概要■ ■建物名称/亜細亜大学1号館 …
2018年7月27日
蝦夷地に開拓史が置かれ、北海道と命名されてから150年。社会基盤整備をはじめとした開発行政の推進で北海道は大きな発展を遂げてきた。一方で開発事業を担う建設業の担い手不足は待ったなしの状況。今後の北海道のさらなる発展へ、ICT活用をはじめとした現場の生産性向上が鍵を握る。
2018年7月24日
日本自動車ターミナルが、東京都大田区の京浜トラックターミナルで整備を進めていた高機能型物流施設「ダイナベース」が、フジタの設計、施工により完成した。通勤利便性も高く、雇用確保の面でも有利な立地なうえ主要幹線道路、空港、港に近接し、都心から地方までの広域配送や輸出入物流の拠点としての活用が見込まれる。災害に対する備えとしては、施設全体の免震化や72時間対応の非常用自家発電設備の導入など、有事の際にも…
2018年7月24日
東京都が江東区有明地区で整備を進めていた東京消防庁深川消防署有明分署が、桂設計の設計・監理、馬淵・武家田建設JVの建築工事により完成した。同地区では、2020年東京オリンピック・パラリンピックの競技施設を中心に住宅、商業施設などさまざまな建築プロジェクトが進行中。有明分署は、臨海副都心に誕生する新しい街の防災拠点として、24日に開署する。 ■建築概要■ ■工事名:東京消防庁深川消防署有明分署庁舎(…
2018年7月17日
関西圏でも建設市場が拡大し、建設生産を担う若手技術者の確保・育成が急務となっている。「2018大阪支社 建設技術者育成企画」では大林組竹田川橋りょうJV工事事務所所長の庄司尚矢氏と戸田建設の医療法人篤友会(仮称)千里山病院建替工事作業所長の酒井修一氏に建設技術者育成の現状などを聞くと共に、大阪府の育成支援策を探った。
2018年7月13日
四方を海に囲まれ、広大な海洋国土を有するわが国にとって、港湾は陸と海をつなぐ大切な施設だ。豊かな国民生活を支え、他国との貿易窓口として重要な役割を担っているとともに、大型クルーズ船による訪日観光客の玄関口にもなっている。16日の「海の日」に合わせ、北海道におけるクルーズ拠点形成への取り組みと、茨城県大洗町における港を中心とした地域おこしについての小谷隆亮町長インタビューを紹介する。
2018年7月13日
東日本大震災から7年が経過し、国による「復興・創生期間」が3年目を迎えた。国土交通省東北地方整備局では震災からの復興を契機に「東北圏広域地方計画」(16年3月決定)に基づき、国内外に誇れる防災先進圏域の実現を図るとともに、日本海側と太平洋側の2面をフル活用した産業集積やインバウンド(訪日外国人)の増加に対応した観光振興に取り組み、人口減少下でも自立的に発展する圏域を目指している。復興事業を進めな…
2018年7月10日
物流不動産投資助言会社のセンターポイント・ディベロップメント(CPD、東京都千代田区)が神奈川県厚木市で開発を進めていた厚木内陸ロジスティクスセンターが完成した。東名高速道路、中央自動車道に加え、新東名高速道路へのアクセスに優れた立地を生かし、首都圏から西日本までの広域物流拠点として活用が見込まれている。日立建設設計の設計監理監修、サンエス建設の設計・施工で工事が行われ、きょう関係者により竣工式…