特集


2018年3月28日

 小堀哲夫氏(小堀哲夫建築設計事務所)設計の「NICCAイノベーションセンター(NIC)」が完成した。界面活性剤や化粧品などの製造・販売を主事業とする日華化学が、新たな研究開発を行う研究所。何層にも輻輳する吹き抜け大空間のなかを、研究者が生き生きと活動している。  江守康昌社長は「世界から、全国から多くの人がここにきて、新たな技術開発を行い、新たなビジネスモデルをつくり、新しい価値を創造する場をめ…

2018年3月28日

85周年 新たなる創造と挑戦 久米設計

 久米設計は、今期創立85周年を迎えました。  これもひとえに、私どもに設計の仕事をご下命下さるクライアント様だけではなく、私どもの設計を共に実際の建築に作り上げるゼネコン、サブコン、メーカーの各社様、また、有識者の皆様、コンサルタントの各社様など、建築に関わるすべての皆様のおかげであると感謝申し上げます。

2018年3月27日

株式会社 新潟県厚生事業協同公社本社工場 完成

 新潟県厚生事業協同公社が新潟県長岡市で建設を進めていた本社工場の移転新築工事が完了した。長岡市内にある二つの既存工場から介護や医療向けクリーニング機能を集約。最新の設備を導入し効率性向上を図る。設計・監理は細貝建築事務所、施工は古久根・越路JVが担当した。 ■建築概要■ ■工事名称/株式会社新潟県厚生事業協同公社本社工場移転新築工事 ■工事場所/新潟県長岡市福島町字西田1-1 ■建築主/株式会社…

2018年3月27日

2018 建設産業とICT特集

建設事業の様々な場面で急速に浸透するICT(情報通信技術)。作業性のアップや品質の向上など多くの効果を生み出してきた。工程ごとのメリットの最大化だけでなく、今では事業全体の成果を高める動きが加速している。全体最適の実現に貢献する建設産業界の取り組みを紹介する。

2018年3月27日

近畿の予算企画 2018

 近畿2府5県の18年度当初予算が出そろった。圏内自治体の多くは、緩やかながらも回復基調にある経済状況を背景に、堅調な税収増を見込んでいるものの、地方交付税・臨時財政対策債の減少や社会保障関係経費の増加などの影響から、依然として厳しい財政状況にあるとの姿勢を崩していない。こうした中、社会資本整備の観点から近畿の各自治体を見ると、老朽化したインフラ・公共施設の長寿命化対策や、巨大災害を見据えた防災・…

2018年3月23日

東京大学医学部附属病院入院棟B 完成

 東京大学が本郷キャンパスで建設を進めていた、医学部附属病院入院棟Bが完成した。既存の入院棟Aと一体となり、地域に高度医療を提供するとともに日本の先進医療を牽引していく拠点として計画されたもので、機能的で使いやすい療養環境が整えられているのが特徴だ。設計を佐藤総合計画、施工を鹿島建設が担当。格調高い姿を見せる、この安心の拠り所となる施設に大きな期待が集まっている。 ■工事名称/東京大学医学部附属病…

2018年3月20日

2018 ストックマネジメント

 高度成長期に整備された建築やインフラの老朽化による耐久性の低下、機能の陳腐化が進んでいる。国民の安全、安心を確保し、持続的な成長、循環型社会を実現するためには、これらの既存ストックの適切な維持管理が不可欠だ。高齢化・人口減少に伴って増加している空き家・空き室対策として、良質な住宅やコミュニティー施設など新しい価値を備えた社会資産に再生する取り組みも各地で始まっている。本特集では、建築、インフラの…

2018年3月19日

千葉県衛生研究所新庁舎 完成

 千葉県が千葉市中央区で建設を進めていた、千葉県衛生研究所の新庁舎が完成した。分散し老朽化が進んだ旧庁舎を集約したもので、免震構造による耐震性能の確保や集約化による業務の効率化が図られたのが特徴だ。公衆衛生に関わる検査や調査の機能がアップした千葉県における健康福祉行政の科学的・技術的中核拠点に期待が集まっている。設計を山下設計、施工を大成・阿部JVらが担当した。きょう19日、オープンセレモニーが行…

2018年3月19日

古殿町民体育館 完成

 福島県古殿町が建設を進めていた「古殿町民体育館・やぶさめアリーナ」が完成し、20日に落成式が挙行される。体育館は同町役場庁舎とデザインを共有する切妻屋根を特徴とし、主棟の先端には伝統文化として伝わる流鏑馬の弓がシンボルとして飾られている。設計・監理を土田建築設計事務所、施工をピーエス三菱が担当した。開館と本格運用開始は4月からとなる。 ■工事名称=古殿町民第一体育館建設工事 ■工事場所=福島県石…

2018年3月19日

近畿の 港湾・空港特集2018年

 2017年に大阪・神戸両港が開港150年を迎え、関係機関では港湾の振興発展で近畿圏を活性化しようとする機運が高まっている。国際コンテナ戦略港湾「阪神港」の機能拡充と合わせて、観光立国政策の下で近年増加するクルーズ船寄港や将来発生が予想される巨大地震などへのハード・ソフト面での対応力強化が求められる。近畿の港湾空港特集では近畿地方整備局の杉中洋一港湾空港部長に、近畿の港湾整備が今後目指す方向性につ…

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