特集
2018年5月1日
宮崎県日向市が建設を進めていた新庁舎が完成した。免震構造の採用により耐震性能を格段に向上。各階四周に張り出したテラスは平時には市民の交流の場となり、外部から直接上がれる階段を設けることで津波災害時には避難場所として機能する。内装・外装には地元産木材をふんだんに活用した。設計・監理は内藤廣建築設計事務所・アーク計画設計事務所・甲斐修二設計室JV、建築主体工事は熊谷組・坂下組・辰工務店JVが担当。市…
2018年4月27日
白井市が進めていた「白井市庁舎整備工事」が完了した。白井市は千葉県の北西部に位置し、農業が盛んに行われているほか、北総鉄道沿線は千葉ニュータウンの一角として栄える、自然と人が調和する街だ。整備工事では新築棟建設に加え、日本でも前例の少ない庁舎の減築改修を行った。36年間愛されてきた庁舎が生まれ変わり、これからも市民とともに歴史を刻んでいく。 ■建築概要■ ■工事名/白井市庁舎整備工事 ■建設地/…
2018年4月26日
発生から2年が経過した16年熊本地震は、医療施設など災害拠点施設が被災するとその後の活動に大きな影響を与えることを改めて突きつけた。「2018年近畿の医療・高齢者施設企画」では京都府立大学の河合慎介准教授に今後の医療施設計画のポイントを聞くと共に、近畿の主要プロジェクトを探った。
2018年4月26日
香川県と高松市が香東川総合開発事業の一環として建設を進めている椛川ダムの建設工事が順調に進んでいる。16年12月に開始した本体コンクリート打設が本格化するにあたり、多数の関係者が出席して定礎式が行われ、礎石を埋納してダムの永久堅固と安泰を祈願した。ダムは20年度に完成する。
2018年4月24日
市街地再開発事業は地区の安全性や高度利用などを目的に各地で展開されてきた。今後も社会経済情勢の変化に応じた事業の実施が求められている。「2018年近畿の大都市圏企画」では再開発事業の展望を都市問題経営研究所代表取締役会長の大島憲明氏に聞くと共に、近畿の再開発事業の現状や、防災・景観に貢献する無電柱化計画について報告する。
2018年4月23日
高松市が本庁舎西側に整備を進めていた高松市防災合同庁舎(危機管理センター)が完成した。南海トラフ巨大地震などの大災害に備え、最先端の技術で市民の安全・安心を守る中核施設として機能する。常設の災害対策本部室のほか、危機管理課や消防局、下水道部、情報政策課などが配置される。24日に落成式を行い、5月7日から順次業務を開始する。 ■建築概要■ ■施設名称/高松市防災合同庁舎(危機管理センター) ■所在…
2018年4月20日
大和ハウス工業が常磐自動車道流山ICの北側で建設を進めていた「DPL流山I」が完成した。同社が千葉県流山市に計画している日本最大級の物流タウン「DPL流山」の第一弾となるもので、テナント従業員専用の保育施設やコンビニエンスストアなどを完備した〝職育近接〟を実現する次世代型多機能物流施設となっているのが特徴。また、人手不足に対応したAIやロボットなど最新技術による物流オペレーションの提案も行う注目…
2018年4月20日
少子高齢化を伴う人口減少社会に突入したわが国は、社会・経済情勢の大きな変革期を迎えている。財政制約がさらに強まる中、膨大なインフラストックの更新や長寿命化、防災・減災・国土強靱(きょうじん)化のいっそうの充実、気候変動への対応など、社会全体で取り組まなければならない課題が山積している。本企画特集「2018年土質と基礎、地下空間」は、こうした国民的課題のうち、安全で安心な暮らしの実現に直結する地盤…
2018年4月18日
大妻学院が千代田キャンパス内に新しい学生用カフェテリアを整備する「大妻女子大学アトリウム改修工事」と、部室や茶室を移設する「大妻女子大学K棟改修工事」の2つの改装プロジェクトが竣工した。多摩キャンパスから段階的に移転してくる学生数の増加に対応。上質で女子大らしいファッション性高い内装に仕上がっている。設計・施工とも前田建設が担当した。 ■建築概要■ ■工事名称/大妻女子大学アトリウム改修工事・K…
2018年4月13日
日本リーテック(東京都千代田区)が、10周年記念プロジェクトとして茨城県取手市で建設を進めていた「日本リーテック総合研修センター」が竣工を迎えた。約2万平方メートルの広大で自然豊かな敷地に、鉄道を想起させるデザインの施設が駆けるように伸びている。技術を習得するための実習設備だけでなく、大小さまざまなラウンジや、スポーツなどを楽しめる多目的ホールも備えており、入所者同士のコミュニケーションを生む場…