特集
2018年1月25日
阪神・淡路大震災発生から23年が経過しこの間、南海トラフ巨大地震に対する危機感が高まってきた。「2018年近畿の都市防災企画」では関西ライフライン研究会(LiNK、座長=澤田純男京都大学防災研究所教授)が昨年10月25日、建設技術展2017近畿(主催=日刊建設工業新聞社、近畿建設協会)の会場で開催した地震防災フォーラム「南海トラフ巨大地震に備えて・長周期地震動に対する重要構造物の地震対策」の概要…
2018年1月24日
ライト工業が新しい研究開発拠点として茨城県つくば市で建設を進めてきた「ライト工業R&Dセンター」が完成した。きょう24日、開所式が行われる。 ■建築概要■ ■工事名称:ライト工業株式会社つくばR&Dセンター新築工事 ■工事場所:茨城県つくば市島名福田坪C-23街区3画地 ■敷地面積:9,073.29m2 ■建築面積:R&Dセンター/1,533.21m2、大型実験棟/466.33m2、産廃物置場/5…
2018年1月22日
日本健康管理協会が東京・新宿で運営する健診施設「新宿健診プラザ」がきょう22日、移転オープンする。新たな施設は、東京メトロ副都心線・都営大江戸線東新宿駅から徒歩1分。明治通りに面した好立地に立ち、テラコッタルーバーを取り付けたファサードが目を引く。ビル内には最新設備を導入したほか、さまざまな健診サービス機能を最適に配置し、快適かつ効率的に健康診断を受診できるようにした。建物の設計・監理は久米設計…
2018年1月22日
北海道最大の繁華街であるすすきのに近く、飲食店や土産物店が建ち並ぶ狸小路商店街に面した一画で、観光客をメーンターゲットとするザイマックスの「からくさホテル札幌」が本日開業する。北海道初進出となる今回は、からくさホテルシリーズで初めて大浴場と露天風呂を設けた。同じフロアには畳の休憩スペースもあり、旅行客の疲れを癒すくつろぎの空間を実現した。設計・施工は前田建設工業株式会社が担当。現場周辺には人通り…
2018年1月18日
日本美術刀剣保存協会が東京都墨田区で建設を進めていた「新刀剣博物館新築工事」が竣工し、あす1月19日にオープンする。建設されたのは旧安田庭園内の一画。館内の窓からは豊かな緑と、大きな池が広がる。旧両国公会堂と同様、頂部は丸みを帯びた屋根が架けられ、建物の高さを抑え庭園との調和を図っている。1階にはミュージアムショップや展示・情報コーナー、2階には日本刀の審査や展示の企画を行う管理、学芸の諸室、3…
2018年1月15日
三菱商事都市開発が神奈川県座間市で開発を進めていたMCUD座間が完成した。環境負荷低減や災害時でも荷物の安全を守るBCP(事業継続計画)に配慮した最先端の4層BOX型物流施設。首都圏の玄関口である「東名横浜町田IC」「圏央道圏央厚木IC」に近く、東京都・神奈川県・埼玉県南部への広域配送に加えて、神奈川県内のエリア配送も可能な汎用性・機能性の高い物流施設としての発展が期待される。設計・監理、施工は…
2018年1月11日
プロロジスが千葉県市川市で工事を進めていた「プロロジスパーク市川3」が完成した。建設地は都心部から15㎞圏内。その上、首都高速湾岸線千鳥町IC(インターチェンジ)に隣接した好立地で、多数の物流拠点が集積している。また、豊富な周辺人口に加え、JR京葉線市川塩浜駅から徒歩10分ほどと通勤利便性が高く、入居企業の雇用確保の面で大きな期待が寄せられている。監修は久米設計、設計・監理、施工は西松建設が担当し…
2018年1月8日
ESRが埼玉県久喜市の東京理科大学跡地の一部で建設を進めていた大型物流施設「ESR久喜ディストリビューションセンター」が完成した。建設地は、東北道久喜IC、圏央道白岡菖蒲ICの両方からアクセスできる物流好適地。ワンフロア約3・5万平方メートル、延べ約15万平方メートルのマルチテナント型物流施設は、埼玉県最大級だ。ラウンジや託児所など充実したアメニティーを備え、「HUMAN CENTRIC DES…
2017年12月27日
東洋初となる地下鉄が1927年12月30日に上野・浅草間(2・2キロ)で開業してから、90周年を迎える。この間、東京圏における都市生活や社会経済活動を支える基幹公共鉄道として、安定した輸送サービスを提供するとともに、新しい鉄道建設技術・工法の開発に挑み続けてきた。その後、経営を引き継いだ東京メトロは9路線179駅総延長195キロの鉄道事業者となっても、常により安全で便利、快適な鉄道を目指したサー…
2017年12月22日
わが国の成長戦略の柱の一つに位置づけられているインフラ輸出の促進。グローバル競争力強化に向けた官民連携の推進や、海外展開の担い手となる企業・地方自治体・人材の発掘・育成支援などに力を注ぐ。インフラ需要が地球規模で急速に拡大する中、わが国に優位性のある「質の高いインフラ」は世界の潮流になりつつある。近年の市場動向や在外公館職員からの寄稿、質の高いインフラの担い手である建設産業各社のグローバル展開、…