特集
2017年10月27日
東京都中野区で進められていた、明治大学付属中野中学・高等学校建替計画の主要施設が完成した。同校が2009年に迎えた創立80周年の記念事業の一環として実施したもので、2012年の着工以来、中学棟、高校棟、共用棟、第二体育館と順次建設を進め、5年の歳月を経て竣工させた。設計を日建設計、施工を鹿島建設が担当。施主、設計、施工が三位一体となり、運用中の学校内での工事を安全、円滑に遂行した。引き続き隣接す…
2017年10月24日
東京都杉並区で建設が進められていた、「高千穂大学7号館」が完成した。新体育館として計画された施設は同大が行っていた杉並キャンパス再編を締め括るもので、球技室、競技室、ラウンジなどで構成された同キャンパスの新たなシンボルとなる。入学式や卒業式などの式典には1200人収容の講堂としても活用できる高い機能を持っているのが特徴だ。設計を佐藤総合計画、施工を前田建設工業が担当。ハイセンスで精度の高さを感じ…
2017年10月18日
産学官の技術交流の場を提供し、技術開発や新技術導入の促進を図ることを目的に開催している「建設技術フェア2017in中部」が18日、開幕する。21回目を迎える今回は、「効率化・省力化・安全向上につながるロボット技術」「防災・災害対策」「維持管理・長寿命化」「環境・リサイクル」「i-Construction・設計・施工」の5分野に272社が出展する。初開催の建設ICT推進セミナーをはじめ、各種の講演…
2017年10月17日
i-Construction 2017 東北地方整備局が進めるICT工事のフロンティア
東北地方整備局は、震災復興という待った無しの社会資本整備を背景に、ICT活用工事を全国に先駆けて導入した。16年度に契約したICT土工実施工事299件のうち、実に124件がICT全面活用工事だった。本年度のICT活用工事は契約済み、発注準備あわせて189件にのぼり、工種を舗装、浚渫工事にも広げる。生産性の向上とは単なる工期短縮ではなく、工事の安全性を高め、減少していく就労人口に対して次代を担う一…
2017年10月16日
西日本高速道路関西支社管内安全協議会 17年度優良事業所表彰
西日本高速道路関西支社と同支社管内安全協議会(会長∥村尾光弘関西支社長)は9月25日、大阪府茨木市の茨木市福祉文化会館で17年度の「関西支社管内安全協議会総会」を開いた。優良事業所表彰では、全工期無事故・無災害竣工工事34件と途中工事10件の施工者が表彰された。
2017年10月13日
1872年10月14日、新橋~横浜間に日本初の鉄道が開業したことを受け、1994年に制定された「鉄道の日」。鉄道は長きにわたって人と物の流通や交流に貢献し、社会発展を支えてきた。今後も時代の変化やニーズに対応し、わたしたちの生活をサポートし続けてくれるだろう。本特集では、線路を高架化または地下化し、踏切の除却や道路との立体交差を実現する連続立体交差(連立)事業と、2020年東京五輪に向けて進行す…
2017年10月13日
建設産業が大きな変革の時を迎えている。日本経済を持続的に発展させ、社会基盤の整備・更新を進めていく上で、建設産業の役割は大きい。基幹産業として、次代を担う人材の確保・育成に不可欠な「働き方改革」に取り組みながら、そうした社会的要請に応えていかなければならない。従来の延長線上にとどまっていては解決が難しい課題も多く、今こそ官民を挙げた取り組みを推進していく必要がある。 「国のかたち」とは、国民が…
2017年10月12日
北里研究所が東京都港区で建設を進めていた、「北里研究所/北里大学プラチナタワー」が完成した。白金キャンパス整備計画の一環として建設したもので、上空に伸び、成長をイメージした高層棟と庭の緑に融け込む低層棟で構成された施設は、〝北里のシンボル〟にふさわしいハイセンスな姿を見せている。低層棟は北里柴三郎記念館と命名。北里の歴史と未来への飛躍を予感させる新たな拠点の誕生だ。設計を日本設計、施工を戸田建設…
2017年10月12日
医療法人社団宇部興産中央病院(山口県宇部市)が、地域医療の中核施設としての機能をより高めるために増築工事を進めてきた新棟が完成し、きょう12日、待望の竣工式を迎える。急性期医療の提供やがん治療など、高度医療機能を一層強化した新棟は、シンボリックなデザインにより地域等の安心・安全を支える病院としての存在感を示している。設計は梓設計、施工を東洋建設が担当。計画当初から関係者一体となった取り組みで、地…
2017年10月12日
国土交通省近畿地方整備局福知山河川国道事務所が発注した「相長川(あいおさがわ)水門築造工事」が完成した。京都府福知山市内を流れる一級河川由良川の洪水被害防止を目的に、由良川に注ぐ一級河川相長川との合流点に新たに水門を設けるとともに、由良川の築堤護岸工事などを実施した。由良川中流部における治水対策の要となる。施工を担った株式会社竹中土木は、最新の土木技術を駆使し、高品質・高精度を徹底追求した。 ◇…