特集
2017年10月11日
東京一極集中により、長らく関西の地盤沈下が叫ばれてきたが、近年は大阪への万博、統合型リゾート(IR)の誘致に向けた動きや、これまで停滞していた鉄道・高速道路などの広域交通インフラが具体化へ大きく前進するなど、関西経済の発展に期待が集まる多数のプロジェクトが同時並行で進んでいる。 本年度の都市再生企画では、関西浮揚の起爆剤となる大型事業、再開発事業の動向を探るとともに、川田均大阪市都市計画局長に…
2017年10月6日
国土交通省関東地方整備局および同局管内出先事務所による「平成28年度優良工事等表彰」の表彰式が今年7月、順次行われた。技術の研さんにいそしみ、他の模範として優秀な成績で工事・業務を完了させた表彰企業・団体をここに紹介する。
2017年10月5日
建設業労働災害防止協会(建災防)と建災防北海道支部は10月5、6の両日、札幌市豊平区の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)などを会場に、第54回全国建設業労働災害防止大会を開く。今大会のスローガンは、「トップの決意と現場の実行 ルールを守って無災害」。 初日の総合集会では、労働災害防止活動に貢献した安全功労者などの表彰、安全の誓いの採択、坂東眞理子氏(昭和女子大学理事長・総長)による記念…
2017年9月29日
山形県鶴岡市が進めてきた鶴岡市文化会館改築整備事業が完成し「荘銀タクト鶴岡」として9月30日、プレオープンを迎える。妹島和世建築設計事務所・新穂建築設計事務所・石川設計事務所による意匠設計は、国際的建築家と地域の建築家が肩を並べる設計共同体として構成され、市民の声も交えたワークショップを繰り返した。施工は竹中工務店・菅原建設・鈴木工務店特定建設工事共同企業体が担当し、手作りにこだわった工事を展開…
2017年9月29日
「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)」が全面施行されたのは2002年。この間、行政や建設産業界、リサイクル業界などが連携し建設リサイクルが着実に進展した。一方で、建設廃棄物は全産業廃棄物のうち排出量で約2割、最終処分量で約2割、不法投棄量で約3割を占め、その発生抑制、再資源化、再生利用の促進は依然として重要な課題となり、建設投資が進む中で新たな課題も浮上している。「2…
2017年9月27日
住友商事が横浜市緑区で開発を進めていたSOSiLA横浜港北が完成した。太陽光発電、井水利用設備及び屋上緑化などによる環境負荷低減や災害時でも荷物の安全を守るBCP(事業継続計画)に配慮した最先端のマルチテナント型の物流施設として建設された。住宅地近接の新たな物流施設としての発展が期待される。設計・施工は前田建設工業、CMrを日建設計コンストラクション・マネジメントが担当した。 ■建築概要■ ■工…
2017年9月27日
関西の持続的な発展と都市魅力向上には、鉄道ネットワークのさらなる拡充・強化が必要不可欠であり、着実な整備に期待が集まっている。関西の鉄道企画では、大阪府と大阪市、鉄道事業者が連携して早期事業化に取り組む鉄道新線「なにわ筋線」をはじめ、具体化に向けて動き出した大阪モノレール延伸計画などの新線・延伸事業とともに、主要ターミナル駅周辺で進む大規模開発プロジェクトや、8年の前倒しが決まったリニア中央新幹…
2017年9月25日
「建設業退職金共済制度(建退共)加入促進強化月間」が10月1日から始まる。建退共制度を運営する独立行政法人勤労者退職金共済機構建設業退職金共済事業本部が1カ月間、厚生労働省や国土交通省の後援、関係機関と協賛団体の協力を得て、より多くの事業主へ制度の目的や魅力を周知し、加入を促進するとともに、確実な履行に向けた活動を展開する。加入促進強化月間のスタートにあたり、同制度の概要や、実際に加入している企…
2017年9月25日
東北地方整備局の17年度国土交通行政関係功労者表彰(局長表彰)は、建設事業関係功労者54人、優良業務施工会社38者、優良工事施工会社48者、工事成績優良地域企業13者、災害対策功労者114者と19個人が受賞。各事務所長表彰では建設系で207団体、港湾空港関係13団体が受賞した。昨年8月、岩手県を襲った台風10号の災害復旧に協力した関係者が災害対策功労者として称えられ、津田修一局長からも「皆さんの…
2017年9月22日
三菱電機が神奈川県相模原市の鎌倉製作所相模工場で建設を進めていた人工衛星に搭載される太陽電池パネルをはじめとする人工衛星用複合材製品の製造・試験を行う「衛星機器生産棟」が竣工し、10月から生産を開始する。同社は1960年代から宇宙システム事業に参画。国内での衛星システム開発実績は60機以上とトップシェアを誇る。さらに開発機器は海外衛星メーカーからも高い評価を得ており、これまでに500機以上の搭載…