特集


2017年8月7日

2017名古屋支社暑中特集

 わが国の経済活動の一翼を担う中部地区。新たな中部の将来像を示した中部圏広域地方計画では、2027年のリニア中央新幹線の開業インパクトを最大限に生かすためのさまざまな施策が示された。これを受け、産官学が協力・連携し、実現に向けた取り組みが始動。リニア駅周辺のまちづくりをはじめ、陸・海・空の拠点を結ぶ道路ネットワークの強化や、広域観光周遊ルートの形成などが進行中だ。名古屋駅はその核としてスーパーター…

2017年8月4日

橋の日

 私たちの暮らしに欠かせられないインフラの多くが、経年による老朽化が懸念されている。既存施設を適切に点検・診断・メンテナンスして長く使うようかじを切ったものの、地方公共団体の中には厳しい財政制約と技術者職員の不足から、点検そのものもスムーズに進まない状況にある。8月4日の「橋の日」を機に、橋梁の長寿命化について識者インタビューとして名古屋大学橋梁長寿命化推進室長の中村光名大大学院教授に話を聞くとと…

2017年8月4日

2017 東関東暑中企画

 千葉・茨城の両県で、大規模事業が活発化している。JR千葉駅や同水戸駅周辺といった市の顔となる場所では、再開発などの計画が進んでおり、これを契機に観光や都心居住などにつなげようという動きが目立つ。郊外部でも工場や物流施設の立地が盛んになっている。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)などの道路インフラが充実したことにより、アクセスが飛躍的に向上しており、これからも注目を集めていきそうだ。

2017年8月3日

2017年 関東支社暑中企画

 人口減少や少子高齢化が進行する中で、地域の持続可能性が大きなテーマとなっている。課題の一つが、公共施設のあり方であり、適切な維持管理や、将来を見据えた施設の効率化などを検討する動きが出ている。それら社会基盤を支える建設産業が、地域に存在し続けることも欠かせない。こうした背景を踏まえ、埼玉、栃木、群馬、長野の4県全85市を対象に、公共施設政策と建設産業政策に関するアンケート調査を実施し、最新状況を…

2017年8月1日

シティハイツ六本木等複合施設 竣工

 東京・港区が六本木6丁目で整備を進めていたシティハイツ六本木等複合施設が竣工した。建て替えられた区営住宅シティハイツ六本木のほか、同区初のサービス付き高齢者向け住宅、障害者グループホーム、機械式自転車駐車場、区民協働スペース、災害対策職員住宅、防災備蓄倉庫の計7施設が複合する2棟の建物で構成される。活気に満ちた商業・オフィス街と閑静な住宅・外国公館街を併せ持つ六本木エリアにふさわしいダイナミック…

2017年7月31日

大阪支社提言企画2017

 関西は首都圏のバックアップ機能を担う上で最適な都市圏であり、今こそ経済活動や防災・減災対策、観光振興を下支えするインフラ強化を進めなければならない。関西の再浮揚は日本の景気拡大の大きな鍵を握り、とりわけ北陸新幹線やリニア中央新幹線の大阪までの早期開通をはじめとする高速鉄道網の整備、高速道路ミッシングリンクの解消による物流ネットワークの複線化といった社会基盤をスピーディーに整備する必要がある。  …

2017年7月31日

国土交通DAY 中国総局企画特集

 中国地方整備局の17年度予算は、直轄事業1730億5200万円(前年度比0・8%増)、補助2851億0100万円(4・3%減)の合計4581億5200万円(2・4%減)。直轄事業のうち、本省配分は1098億3200万円、一括配分は632億2000万円。水害・土砂災害や巨大地震等に備えるための防災・減災、老朽化対策、「成長と分配の好循環」による成長力の底上げと地方創生の実現など、直面する課題に緊急…

2017年7月28日

JRさいたま新都心ビル 完成

 JR線さいたま新都心駅の西口で建設が進められていた、「JRさいたま新都心ビル」が完成した。東日本旅客鉄道が、埼玉県屈指の拠点エリアとして発展を続ける同駅周辺の賑わいを一層高める地域のランドマークとして建設したもので、保育所やホテル、ブライダル、商業、業務を複合した利便性の高い施設となっているのが特徴だ。設計を清水建設、施工を大和ハウス工業が担当。駅西口の新たな顔となるシンボリックな姿が行き交う人…

2017年7月27日

北海道大学 土木工学研究棟 完成

 北海道大学が総合研究棟群再開発の一環として建設を進めていた総合研究棟(工学系)が完成した。施設には拡充した学生研究室に加え、海外から来る研究員用のオープンラボなども導入。主要機能である実験室の整備に当たっては実験室の配置や構造を工夫し、港湾やコンクリートに関する大規模実験も可能とする空間を実現した。外観の特徴である白黒のモノトーン調と、梁や柱を強調したデザインは既存の総合研究棟を踏襲。施設計画の…

2017年7月27日

大阪港開港150年

 大阪港が7月15日に開港150年を迎えた。1868年の開港以降、本格的な築港工事により施設整備が進められ、現在ではわが国屈指の貿易港として、北米・欧州・地中海・豪州・アジアなど、世界約150の国と地域、約600の港とを結び、人口約2100万人を抱える近畿圏の生産消費活動を支えている。また、夢洲地区ではIR(統合型リゾート)や2025年日本万国博覧会の誘致が進められており、関西経済発展の起爆剤とし…

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