特集


2017年8月9日

2017横浜支社暑中企画

 神奈川県内の鉄道・道路網整備が大きく動いている。リニア中央新幹線整備事業では3月に梶ケ谷非常口新設工事、5月には神奈川県駅隣接工区準備工事が相次いでスタート。27年の東京~名古屋間開業に向けて、総工費5.5兆円規模の国家的プロジェクトが始動した。幹線道路網では圏央道の整備が進み、横浜湘南道路、高速横浜環状南線、高速横浜環状北西線が完成すれば東北道、関越道、中央道、東名高速と首都高横羽線、第三京浜…

2017年8月9日

2017九州支社暑中企画

 わが国は本格的な人口減少社会に突入し、生産年齢人口の減少に伴う担い手の確保が社会問題となっている。特に建設業界では労働者の高齢化が進む一方で若手入職者は少なく、労働力不足を補うための「生産性の向上」と担い手の確保に向けた「働き方改革」は喫緊の課題だ。  九州支社暑中企画では九州地方整備局らが設置する「産学官連携会議(ICT・標準化作業部会)」の座長を務める三谷泰浩九州大学大学院工学研究院附属アジ…

2017年8月9日

2017四国総局暑中企画

 四国は厳しい自然条件や脆弱(ぜいじゃく)な地質、高い確率発生が危惧されている南海トラフ地震など多くの課題を抱えている。安心・安全で活力のある四国を築くためには、担い手不足を解消し、必要な社会資本整備を確実に進める必要がある。そこで四国地方整備局の野﨑智文企画部長に働き方改革への取り組みを聞くとともに、同局の本年度の主要事業を紹介する。

2017年8月9日

2017第65回日建設計優秀工事

 日建設計は、7月11日に「第65回優秀工事感謝の会」を東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで開いた。今年は2015年7月から2016年6月までに完成した473件から出来栄えが優れた23件を選定し、工事を担当した27人の作業所長らに感謝状を贈呈した。優秀工事は、同社が設計・監理し、品質、工期、安全、環境の各面で他の模範となる工事を行った作業所長らに感謝状を贈っている。

2017年8月9日

東京外かく環状道路「関越~東名」区間の工事が本格化へ

東名高速から関越道に向かう所要時間が現状の環状8号経由約60分から約12分に短縮。東京外かく環状道路のメリットを象徴する数字だ。東京と地方を結ぶ放射状の動脈路線から流れ込む通過車両による都心の慢性的な交通渋滞を解消する決め手となる路線の建設がいよいよ本格化する。

2017年8月8日

2017 大阪支社 暑中企画

 国は建設工事の品質を今後も確保するため、改正公共工事品質確保促進法(公共工事品確法)、改正公共工事入札契約適正化法(入契法)、改正建設業法のいわゆる「担い手3法」を15年度から施行し本年度で3年目を迎えた。改正品確法は公共工事の品質を将来も確保できるよう「担い手」確保を大きなテーマとし「発注者の責務」も明確化。自治体にも実体を伴う施策を求めてきた。大阪支社では2017年暑中特集で近畿の大阪府、兵…

2017年8月8日

東北支社暑中企画2017

 国土交通省と東北地方整備局は昨年12月に仙台市で開いた「第7回復興加速化会議」で、「東北復興働き方改革プロジェクト」を立ち上げた。担い手不足が建設業の共通課題となる中、「ワークライフバランス(WLB)認定」の取得企業に工事を優先発注したり、ICT(情報通信技術)の導入拡大を進めたりして、担い手確保と被災地の早期復興を両立させる狙い。国や東北6県は担い手確保のカギとなる「週休2日制度」の普及に本腰…

2017年8月7日

2017名古屋支社暑中特集

 わが国の経済活動の一翼を担う中部地区。新たな中部の将来像を示した中部圏広域地方計画では、2027年のリニア中央新幹線の開業インパクトを最大限に生かすためのさまざまな施策が示された。これを受け、産官学が協力・連携し、実現に向けた取り組みが始動。リニア駅周辺のまちづくりをはじめ、陸・海・空の拠点を結ぶ道路ネットワークの強化や、広域観光周遊ルートの形成などが進行中だ。名古屋駅はその核としてスーパーター…

2017年8月4日

橋の日

 私たちの暮らしに欠かせられないインフラの多くが、経年による老朽化が懸念されている。既存施設を適切に点検・診断・メンテナンスして長く使うようかじを切ったものの、地方公共団体の中には厳しい財政制約と技術者職員の不足から、点検そのものもスムーズに進まない状況にある。8月4日の「橋の日」を機に、橋梁の長寿命化について識者インタビューとして名古屋大学橋梁長寿命化推進室長の中村光名大大学院教授に話を聞くとと…

2017年8月4日

2017 東関東暑中企画

 千葉・茨城の両県で、大規模事業が活発化している。JR千葉駅や同水戸駅周辺といった市の顔となる場所では、再開発などの計画が進んでおり、これを契機に観光や都心居住などにつなげようという動きが目立つ。郊外部でも工場や物流施設の立地が盛んになっている。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)などの道路インフラが充実したことにより、アクセスが飛躍的に向上しており、これからも注目を集めていきそうだ。

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