特集
2017年5月19日
大阪府は「グランドデザイン・大阪都市圏」を策定した。2050年を目標とし大阪が東西二極の一極としてさらに発展し魅力ある都市空間を形成するための大きな方向性を示した。「2017年近畿の大都市圏企画」では大阪府住宅まちづくり部の鶴田和幸都市空間創造室長に策定背景や今後の取り組みなどについて聞くと共に、グランドデザイン・大阪都市圏の概要を説明する。
2017年5月15日
JR京葉線、東京臨海高速鉄道りんかい線、東京メトロ有楽町線が結節する東京臨海部の要衝、新木場駅西側で建設が進められていた「月島倉庫株式会社辰巳第二倉庫」が完成した。『デイ倉庫』など個人向け事業に力を入れている月島倉庫が、地元に根ざした普段使いの倉庫として計画したもので、一般客が気軽に利用できる、上質で洗練された空間を実現したのが特徴だ。安藤ハザマが設計・施工を担当。従来の倉庫の概念を変えるハイセ…
2017年5月11日
空気調和・衛生工学会は11日、東京都港区の明治記念館で第55回学会賞(論文賞、技術賞)、第17回特別賞十年賞、第5回特別賞リニューアル賞、第31回振興賞技術振興賞、第7回井上宇市記念賞など各賞の表彰式を行う。論文賞は学術論文部門4件、論説・報文部門1件、技術賞は建築設備部門3件、技術開発部門2件、特別賞は十年賞1件、リニューアル賞3件、振興賞技術振興賞14件がそれぞれ受賞。また井上宇市記念賞の井…
2017年5月11日
今後5年間の漁港漁場漁村整備のあり方を示した新たな漁港漁場整備長期計画(2017~2021年度)が3月28日に閣議決定された。漁港建設業が健全に発展し続ける上で最も重要な計画である。この新長期計画を主要テーマに、水産庁の岡貞行漁港漁場整備部長と、全日本漁港建設協会(全漁建)の長野章会長に意見を交わしてもらった。また、新長期計画が動きだしたことを踏まえ、漁港漁場整備の最前線で活動する全漁建5地区連…
2017年5月10日
埼玉県比企郡川島町で建設が進められていた「レッドウッド川島ディストリビューションセンター」が完成した。ESR(旧レッドウッド・グループ・ジャパン)が首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が利用できる好立地を活かした物流拠点として建設したもので、同社が提唱する人にフォーカスしたデザイン「HUMAN CENTRIC DESIGN」に基づく最先端の機能を備えているのが特徴だ。熊谷組の設計・施工でクオリティー…
2017年5月9日
福島県いわき市の小名浜港で東港地区における国際バルク戦略港湾(石炭)整備のための工事が行われている。大水深岸壁を備えた人工島、航路・泊地整備が進む一方、3号ふ頭から連絡する臨港道路「小名浜マリンブリッジ」が完成した。小名浜港は東日本のエネルギー供給拠点を担う重要港湾として注目される。福島県と国土交通省が連携する港づくりを紹介する。
2017年5月1日
オリックスグループが東京都調布市で開発を進めていた大規模商業施設「クロスガーデン調布」が完成した。交通利便性に優れた立地を最大限に生かした売り場計画、甲州街道の並木の緑と調和した外観、植栽を設けた外構など、都会的な雰囲気と武蔵野台地の豊かな自然を併せ持つ調布市のイメージにふさわしい環境を創出。食品スーパーを核テナントに家電、雑貨、服飾、飲食など約25の店舗が入居し、新たなにぎわいや人々の交流、憩…
2017年4月28日
岩手県大船渡市が進めていた東日本大震災の津波で全壊した赤崎中学校の移転改築事業が完了し30日に竣工式典が開かれる。旧校舎の敷地を嵩上げし、海抜20mの高台に建設された新校舎は、三角形の中庭を取り囲むように配置された3棟で構成し、RC一部SRC・S・W造2階建て延べ約5700m2の規模。次代を担う子どもの学習の場として、木の香りにあふれる温かみのある空間が整備されている上、震災の教訓を生かし、非常…
2017年4月28日
地質調査会社のパイオニアの一つとして1957年に設立した応用地質が、5月2日に創立60周年を迎える。高度経済成長期はさまざまな社会インフラ整備事業に貢献し、昨今は多発する災害に対応する各種サービスで国土強靱(きょうじん)化を推進。一貫して社会貢献を念頭に置いた事業展開を進めてきた。これまで培った技術力を生かし、今後も自然に関する国内外の課題解決に期待がかかる。事業環境が様変わりする中、時代の変化を…
2017年4月28日
近畿でも質が高く効率的な医療が提供でき、災害医療体制を強化する投資活動が積極的に行われている。「2017年近畿の医療・高齢者福祉施設企画」では大阪府立病院機構本部事務局業務支援グループ施設整備担当の中尾貴弘サブリーダーに施設整備の展望を聞くと共に、近畿の医療主要事業を探った。