特集
2017年3月31日
東京都三鷹市が市役所に隣接する東京多摩青果市場跡地で整備を進めていた三鷹中央防災公園・元気創造プラザが竣工した。既成市街地の防災強化を図るとともに、健康増進、生涯学習など公共施設の機能更新・再編を一体的に行った。三鷹市は人口18万人余りを有し、利便性と豊かな緑が調和する公園都市。当施設が今後市民の憩いの場になるとともに、市の新たなシンボルになることが期待される。事業施行は都市再生機構、設計・工事…
2017年3月31日
八鹿日高道路(日高神鍋高原IC~八鹿氷ノ山IC間)9.7㎞が開通
近畿地方整備局が整備を進めていた北近畿豊岡自動車道の八鹿日高道路(兵庫県豊岡市日高町久斗~養父市八鹿町高柳)延長9.7kmが3月25日に開通した。北近畿豊岡自動車道は兵庫県豊岡市から丹波市に至る延長約70kmの高規格幹線道路。県北部の但馬地域と丹波地域の連携を支援するとともに、舞鶴若狭自動車道などを介して京阪神都市圏とも直結する。日高神鍋高原ICまで開通したことで、初めて豊岡市まで高速道路がつな…
2017年3月31日
京成本線公津の杜駅前で建設が進められていた国際医療福祉大学医学部の1期(WB)棟が完成した。国際的に活躍できる医療福祉の人材育成を進めている国際医療福祉大学が、昨年スタートした成田看護学部・成田保健医療学部に続いて成田キャンパスに建設したもので、成田市とともに国家戦略特区に提案し認定されたプロジェクト。世界最大級のシミュレーションセンターなど最高水準の設備やトップレベルの教育陣を擁する注目の施設…
2017年3月31日
大和ハウス工業株式会社が仙台市に計画しているマルチテナント型物流施設「DPL仙台港」が完成した。仙台港が持つ国際コンテナ定期航路や、仙台東部道路をはじめとする高速道路ネットワークを活用できる立地条件に延べ床面積約67000平方メートルを建設し、2フロア4区画を提供する。設計・施工を西松建設株式会社北日本支社が担当した。5月から稼働開始される予定だ。 ■建築概要■ ■工事名称=(仮称)DPL仙台港…
2017年3月31日
建設現場の生産性向上策「i-Construction」が本格化してきた。調査・設計から維持管理・更新という建設工程のすべてのプロセスにおいて最適化を目指すという取り組みは、現政権重要課題の一つである働き方改革にもつながり、その行方に大きな期待がかかっている。
2017年3月31日
神戸市教育委員会が、西区の西神南ニュータウンに建設を進めていた「神戸市立いぶき明生支援学校」の校舎が完成、4月に開校する。垂水区にある垂水養護学校と青陽西養護学校を統合・移転。知的障害と肢体不自由の子ども約300人を受け入れる。施工は明和工務店・大木工務店JVが担当。15年10月の本格着工以来、近隣に配慮しながら高品質・高精度な施工を徹底追求。約17カ月にわたり工事が進められた。 ■建築概要■ …
2017年3月30日
工学院大学が八王子キャンパス(東京都八王子市)で建設を進めていた2号館が竣工した。2012年から段階的に進められてきた「八王子キャンパス・再開発プロジェクト」の最後を締めくくる新校舎で、学生たちが快適に過ごし、楽しく学べる工夫が散りばめられている。建設には、多数の工学院大学OBが参加しており、まさに「オール工学院」で完成させた校舎と言っても過言ではないだろう。竣工に当たり、工学院大学、INA新建…
2017年3月30日
東海旅客鉄道株式会社(JR東海)とジェイアールセントラルビル株式会社が名古屋駅に隣接して建設を進めていた「JRゲートタワー」が完成し、きょう30日待望の竣工式を行う。1999年に完成した「JRセントラルタワーズ」と下層部で接続し、両ビルが一体となって多様な機能を備えた「複合立体都市」が誕生する。上層階のオフィスはすでに開業済みで、今後4月1日にバスターミナル、7日に商業施設、17日にホテルやタカ…
2017年3月30日
高度経済成長期を中心に大量に建設されたインフラや建築物の老朽化が進み、その維持管理が急務となっている。高齢化・人口減少に伴う空き家の増加も社会問題と化し、本格的な対策の必要性が叫ばれてきた。古くなったら壊して新しく建てる従来のスクラップ・アンド・ビルドではなく、リニューアルやリノベーションにより良質な社会資産として長寿命化を図ることが経済的、環境的に時代の要請に合致し、地域の歴史、文化の継承にもつ…
2017年3月30日
世紀をまたぐビッグプロジェクト「八ッ場ダム」建設事業が、新たな歴史を刻んだ。3月4日、ダム本体建設工事の"定礎式"が群馬県長野原町の現地で行われた。調査開始から65年の長い年月が流れている中、地元の人たちの理解と協力という礎の下、ダム建設にとって最大の"節目"を無事迎えることができた。施工は清水・鉄建・IHI異工種JVが担当。今回、定礎式のもようと、地元小学校の児童の皆さんから寄せてもらった作文を…