特集
2017年4月28日
岩手県大船渡市が進めていた東日本大震災の津波で全壊した赤崎中学校の移転改築事業が完了し30日に竣工式典が開かれる。旧校舎の敷地を嵩上げし、海抜20mの高台に建設された新校舎は、三角形の中庭を取り囲むように配置された3棟で構成し、RC一部SRC・S・W造2階建て延べ約5700m2の規模。次代を担う子どもの学習の場として、木の香りにあふれる温かみのある空間が整備されている上、震災の教訓を生かし、非常…
2017年4月28日
地質調査会社のパイオニアの一つとして1957年に設立した応用地質が、5月2日に創立60周年を迎える。高度経済成長期はさまざまな社会インフラ整備事業に貢献し、昨今は多発する災害に対応する各種サービスで国土強靱(きょうじん)化を推進。一貫して社会貢献を念頭に置いた事業展開を進めてきた。これまで培った技術力を生かし、今後も自然に関する国内外の課題解決に期待がかかる。事業環境が様変わりする中、時代の変化を…
2017年4月28日
近畿でも質が高く効率的な医療が提供でき、災害医療体制を強化する投資活動が積極的に行われている。「2017年近畿の医療・高齢者福祉施設企画」では大阪府立病院機構本部事務局業務支援グループ施設整備担当の中尾貴弘サブリーダーに施設整備の展望を聞くと共に、近畿の医療主要事業を探った。
2017年4月27日
シーアールイーが埼玉県新座市で建設を進めていたマルチテナント型の物流施設「ロジスクエア新座」が完成した。約1・5万平方メートルの敷地に、延べ2・5万平方メートルの面積を有する大型倉庫で、耐火性、耐震性、遮音性に優れ、冷凍・冷蔵倉庫としての利用にも対応できる耐火断熱パネルを全面採用。また、電力消費の少ないLED照明を使用するなど環境面に配慮し、ハイスペックな次世代型の物流施設を実現している。設計・…
2017年4月27日
社会医療法人愛仁会が大阪市西淀川区の阪神なんば線「福駅」前で進めてきた「千船病院移転整備工事」が完成した。建物は9階建て延べ約3万3000平方メートル(292床)。先進の医療機器を備えた地域の急性期総合病院として、7月1日の開院を予定している。施工を担当したフジタは創意工夫と技術力を結集。振動・騒音の低減など近隣対策に万全を期しつつ、施工の効率化や品質向上、安全施工に取り組み、無事故・無災害で工…
2017年4月27日
徳島県阿南市が、市民サービスの向上を図り、市民を守る防災拠点として13年3月から2期に分けて整備を進めてきた新庁舎が完成し、5月8日からすべての業務を開始する。シンボルとなる大空間「あなんフォーラム」が特徴的な庁舎は、設計・監理を日建設計、建築工事を大成建設、管工事を朝日工業社、電気工事を東光電気工事、情報通信工事を四電工がそれぞれ担当し、高品質に仕上げた。 ■建築概要■ ■工事名称/阿南市新庁…
2017年4月26日
茨城県笠間市で建設が進められていた「笠間ディストリビューションセンター」が完成した。工業用間接資材通信販売最大手のMonotaROが常磐自動車道、北関東自動車道にアクセスする好立地を活かした物流施設として建設したもので、「尼崎ディストリビューションセンター」と合わせ50万点を超える業界最大規模の在庫保有となる計画。自律搬送型ロボットなどでピッキングオペレーションの自動化を進め従来の2倍の出荷能力…
2017年4月25日
政府の17年度一般会計予算は、97兆4547億円(前年度比0.8%増)となり、5年連続で過去最大を更新した。公共事業関係費はほぼ横ばいの5兆9763億円を安定的に確保。防災・減災や日本の成長力を高める事業に重点化を図る。債務負担行為で適正な工期を確保する2カ年国債に倍増の約1500億円、当初予算で初めて約1400億円のゼロ国債も計上。施工時期の平準化に役立てる。
2017年4月21日
東京タワーにほど近い都営大江戸線赤羽橋駅南側で建設が進められていた、東京都済生会中央病院新主棟が完成した。東京都済生会が2015年に迎えた開院100周年の記念事業として実施した中央病院建て替え事業の最終ステージとなるもので、新たな医療需要に対応した高度な機能とより高いサービスを実現したのが特徴だ。鹿島建設が設計・施工を担当。訪れる人に安心感を与える端正でクオリティーの高さが滲み出た姿が人目を引い…
2017年4月21日
高松市が整備を進めていた「屋島レクザムフィールド(高松市屋島競技場)」が完成し、4月23日にオープンする。四国大会などの陸上競技大会が開催できる第2種公認陸上競技場で国内初となる併設型室内競技場が設けられているほか、複数のウォーキング・ジョギングも整備され、地域に根ざしたスポーツ拠点施設となっている。施工は建築工事を大成建設・高岸工務店JV、電気設備工事を四電エンジニアリング・四国電設工業JV、…