特集
2024年2月27日
KICホールディングスが計画する物流施設「KICあきる野ディストリビューションセンター」が完成した。中央道、圏央道、国道16号を利用できる交通利便性に富み、関東全域の物流網にアクセスしやすく都心部への短時間移動が可能な東京都あきる野市に立地する。東京・多摩地域の自然環境に恵まれ、BCP対応や省エネ設備を導入した先端施設となっている。設計・施工を関東建設工業が担当した。
2024年2月27日
気候変動の影響で局地的豪雨が各地で頻発し、あらゆる関係者が協働して水害対策に取り組む流域治水が急務になっている。水害リスクを軽減するには河川整備と街づくりを一体的に行うなどハードとソフトを組み合わせた対策が鍵を握る。近畿では特定都市河川浸水被害対策法改正後、全国で初めて特定都市河川に指定された大和川があり、浸水被害対策の取り組みが全国から注目されている。そこで近畿地方整備局の常山修治河川部長に河…
2024年2月26日
国土交通省四国地方整備局が発注した窪川佐賀道路「不破原(ふばはら)トンネル」が貫通を迎えた。高知県黒潮町の小黒ノ川と熊井間を結ぶ全長1831メートルのトンネルで施工を西松建設が担当。さまざまな創意工夫や技術を結集し、約2年の歳月を掛けて掘削工事を完了させた。
2024年2月9日
東京三協信用金庫(中島久喜理事長)の新本店ビルが完成し、2023年12月11日にグランドオープンを迎えた。本店、本部機能に加え、上層階に地域事業者や創業する事業者の活動を支援するシェアオフィスを配置した。長く地域に根差してきた“さんきょう”は新本店ビルを拠点に引き続き、地域の課題を解決する役割を果たしていく。建物の設計・施工は積水ハウス東日本特建支店が担当した。
2024年2月1日
万葉倶楽部が東京都と連携し、東京都江東区で整備していた複合施設「豊洲 千客万来」が完成を迎え、2月1日にオープンする。温浴棟と食楽棟の2棟で構成され、食事や買い物、温泉と宿泊を楽しむことが可能。設計は万葉倶楽部、五洋建設、シェルター、施工は五洋建設が担当した。
2024年2月1日
横浜市が保土ケ谷区で整備を進めていた上菅田笹の丘小学校が完成した。同校は2020年に上菅田小学校と笹山小学校が統合して誕生。高低差を生かした施設配置で、RC一部S造4階建て延べ1万0156平方メートルの施設を建設した。設計はコンテンポラリーズ、施工は松尾工務店・風越建設・石井建設工業JVが担当した。
2024年1月26日
大阪公立大学が大阪市住吉区の杉本キャンパスで建設を進めていた「理学部G棟」が完成した。化学を学ぶ学生の心を穏やかに、そして知的好奇心を刺激する空間を構築。設計・施工を担った戸田建設株式会社は現場周辺の環境に寄り添う配慮と工法を積極的に採用し、高品質・高精度の新学部棟をつくりあげた。
2024年1月17日
1日に能登半島を震源とするマグニチュード7.6の大規模地震が発生した。報道などで被災地の状況を目にするたびに、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)や東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)などの記憶が思い起こされる。われわれは過去の災害から学び、将来の巨大地震に備えるために、研さんを続けなければいけない。本企画では2023年11月1日に関西ライフライン研究会が建設技術展近畿2023(大阪市)で開催した…
2024年1月16日
三菱商事都市開発とサンケイビルが大阪府吹田市で共同開発を進めていたマルチテナント型物流施設「MCUD南吹田」が完成した。幹線道路からのアクセスにすぐれ近畿圏、西日本、東海圏など広域配送拠点としての機能が期待される。建物は施設内設備の省エネ化や、屋上に設置した太陽光発電設備による創エネにより環境負荷軽減を実現し、「ZEB」認証を取得している。設計・施工はともに西松建設が担当した。
2024年1月12日
新型コロナウイルスが5類に移行し、北海道でもインバウンドが回復するなど経済活動が活発化した2023年。24年は4月に時間外労働の罰則付き上限規制が適用され、次期(第9期)北海道総合開発計画も3月までの閣議決定を見込み、策定作業が大詰めを迎えている。日本と北海道を取り巻く社会経済情勢が急速かつ劇的に変化する中、国の課題解決に向けた北海道の重要性や新たな総合開発計画、激甚化・頻発化する災害から道民を…