特集
2023年12月13日
創刊95周年記念特集号第3集/国のかたちを考える-建設産業が描く未来ビジョン
社会構造の変化とデジタル技術の進展に合わせて、多種多様な業界が異分野との結びつきを強めている。そうした潮流の中で、新たな事業展開を模索する建設産業の取り組みも活発化、ロボットや生成AIの実装など、先端技術の開発・実用化に向けて各社が戦略を巡らせる。 インフラ分野ではDXによって施設の整備や維持管理、街づくりなどで生産性の向上、公共サービスの高度化を図る動きが各地に広がる。先端技術の社会実装を主…
2023年12月12日
わが国だけでなく相手国の経済成長にもつながる「質の高いインフラ輸出」。本邦建設産業の得意な分野であり、各国が抱える社会課題の解決という国際貢献にもつながる。本特集「2023建設産業のグローバル展開」では、官民識者のインタビューや寄稿、わが国設計事務所の海外建築作品を紹介する。
2023年12月12日
西日本高速道路関西支社管内安全協議会/2023年度優良事業所表彰
西日本高速道路関西支社は11月14日、大阪市北区のホテルエルセラーン大阪で2023年度「関西支社管内安全協議会」(会長・安達雅人西日本高速道路関西支社長)の総会を開き、保全関係工事40者、建設工事11者をそれぞれ表彰した。新名神高速道路など新設工事が本格化する一方、中国自動車道や阪和自動車道など各地でリニューアルプロジェクトが始まっており、総会では工事中の事故防止に向けて一丸となって取り組むこと…
2023年12月8日
NTT都市開発が仙台市青葉区で開発を進めていた19階建ての免震タワー「アーバンネット仙台中央ビル」が完成した。同ビルは「せんだい都心再構築プロジェクト」第1号物件で、5~19階の高層部は新しい働き方に対応したワンフロア約500坪の賃貸オフィス。1~4階の低層部はコワーキングスペース、ビル利用者専用ラウンジ、店舗、カンファレンス、イノベーションスペース、次世代放射光施設と連携した分析室とレンタルラ…
2023年12月8日
イオンタウンが大阪府守口市の本庁舎跡地で開発を進めていたショッピングセンター「イオンタウン守口」がきょう8日、開業する。ダイエーが運営する食品スーパー「イオンフードスタイル守口店」や飲食、デイリーユース、クリニックなど17の専門店が出店する。梅田や淀屋橋といった大阪の中心部への交通利便性に優れ、淀川河川公園、文禄堤など自然資源、歴史資源が点在するエリアに立地し、同市の新たな魅力を創出する拠点にな…
2023年12月6日
三菱商事都市開発が札幌市白石区で開発を進めていた物流施設「MCUD札幌」が竣工した。1階に14台同時接車が可能なトラックバースを備えた3階建てBOX型物流施設で、札幌都市圏だけでなく、道内広域物流を支える配送・保管拠点としての機能が期待される。設計、施工はともに熊谷組が担当した。
2023年12月6日
働き方改革、頻発する自然災害、環境への負荷軽減-。これらに建設業界が的確に対応していくためには、“技術”を駆使していかなければならない。その技術、研さんを積んだ努力の結晶を、建設企業や関連団体が披露・アピールする「建設技術フェア2023in中部」が6、7日、名古屋市港区のポートメッセなごや第三展示館で開催される。27回を数える今年のフェアは「YOUの“推し”を見つけよう!#Z世代」がコンセプト。…
2023年12月1日
鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が10月1日に設立20周年を迎えた。2003年に誕生して以来、わが国の鉄道ネットワーク形成に貢献してきた。『明日を担う交通ネットワークづくりに貢献する』という理念のもとで、整備新幹線や都市鉄道の建設、船舶共有建造などを展開してきた。藤田耕三理事長へのインタビューを通じて鉄道・運輸機構の将来を展望するとともに、北海道で施工中の建設現場を紹介する。
2023年12月1日
兵庫県が発注した工事で優秀な成績を収めた施工者を表彰する「さわやかな県土づくり賞」と、優れた技術者に与える「兵庫県優秀施工者賞」「若手優秀施工者賞」の表彰式・授賞式が11月8日、県公館で開かれた。さわやかな県土づくり賞は33工事(35者)が受賞した。式典では服部洋平副知事が受賞者に賞状を手渡し、記念品を贈呈。感謝と祝福の言葉と共にその栄誉をたたえた。
2023年12月1日
九州最大の河川である筑後川が本格改修開始から今年で100年を迎えた。沃野(よくや)を潤し豊かな恵みを与える一方、「日本三大暴れ川」の一つとして洪水による被害を度々引き起こしてきた筑後川。その流域の暮らしや文化、歴史は、安全・安心を守るため、長年にわたり進められてきた河川改修の歩みとも重なる。新たな100年の始まりに向け、国土交通省九州地方整備局筑後川河川事務所長の吉田大氏にこれまでの河川改修、こ…