特集
2023年12月1日
鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が10月1日に設立20周年を迎えた。2003年に誕生して以来、わが国の鉄道ネットワーク形成に貢献してきた。『明日を担う交通ネットワークづくりに貢献する』という理念のもとで、整備新幹線や都市鉄道の建設、船舶共有建造などを展開してきた。藤田耕三理事長へのインタビューを通じて鉄道・運輸機構の将来を展望するとともに、北海道で施工中の建設現場を紹介する。
2023年12月1日
兵庫県が発注した工事で優秀な成績を収めた施工者を表彰する「さわやかな県土づくり賞」と、優れた技術者に与える「兵庫県優秀施工者賞」「若手優秀施工者賞」の表彰式・授賞式が11月8日、県公館で開かれた。さわやかな県土づくり賞は33工事(35者)が受賞した。式典では服部洋平副知事が受賞者に賞状を手渡し、記念品を贈呈。感謝と祝福の言葉と共にその栄誉をたたえた。
2023年12月1日
九州最大の河川である筑後川が本格改修開始から今年で100年を迎えた。沃野(よくや)を潤し豊かな恵みを与える一方、「日本三大暴れ川」の一つとして洪水による被害を度々引き起こしてきた筑後川。その流域の暮らしや文化、歴史は、安全・安心を守るため、長年にわたり進められてきた河川改修の歩みとも重なる。新たな100年の始まりに向け、国土交通省九州地方整備局筑後川河川事務所長の吉田大氏にこれまでの河川改修、こ…
2023年11月30日
建設技術研究所(東京都中央区)は今年、前身の財団法人創業から78年、株式会社としては設立60周年を迎えた。2021年にグループ全体の新中長期ビジョン「SPRONG2030」を策定。国内外のインフラに関わるあらゆる課題を解決に導き、社会の持続的発展に貢献する「グローバルインフラソリューショングループ」としての飛躍を目指し、事業拡大を図っている。同社は8月に通期業績予想を上方修正。前期と連続で最高益…
2023年11月30日
日本建設業連合会(日建連、宮本洋一会長)は11月30日、東京都港区のThe Okura Tokyoで日建連表彰2023の表彰式を開く。建築分野のBCS賞は15件、土木分野の土木賞は12件(うち特別賞2件)が選定された。
2023年11月30日
高度経済成長期に開発された大規模ニュータウン-。まち開きから約60年が経過する「千里ニュータウン」(大阪府豊中市・吹田市)では既存ストックを生かしたソフト・ハード両面の再生事業が進む。「泉北ニュータウン」(堺市、和泉市)でも建て替えや集約、耐震改修などを計画し、少子高齢化や人口減少、住宅や施設の老朽化などさまざまな課題を抱える中で、魅力と活力ある持続可能な住宅まちづくりが進んでいる。
2023年11月29日
三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAY 11月29日 開業
三井不動産が千葉県船橋市のJR南船橋駅前で開発を進めていた「三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAY」が11月29日に開業を迎える。本施設は市が実施している「JR南船橋駅南口市有地活用事業」の一環。基本設計を東急設計コンサルタント、実施設計・監理と施工は三井住友建設が担当した。商業施設はS造2階建て延べ1万1200m2の規模。スーパーマーケットや飲食店、ジムなど生活利便性の高い全36…
2023年11月28日
東北エリア最大級のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」が盛岡市の南側に位置する岩手県紫波郡矢巾町に完成した。高速道路や幹線道路に近接し盛岡市街地へのアクセスも容易なロケーションに加え、環境対応や災害時のBCP(事業継続計画)対策、セキュリティーで充実した機能を備えるのが特徴だ。岩手県のほぼ中央にあり東北最大の都市・仙台はもちろん、北東北の全域もほぼカバーできる立地は、トラックドライバ…
2023年11月27日
総合防水事業を展開する日新工業が、第二世紀に踏み出した。日本の防水材料メーカーの草分けとして1922年に創業した同社は、信頼性、品質に優れた独自開発製品を相次いで市場に投入。雨水の浸入から建物を守り、良質な建築ストックの形成の一端を担うことで、防水業界、社会の発展に貢献してきた。現在、人手不足、原料価格の高騰など厳しい事業環境に直面する中で、相臺志浩社長に新しい時代をどう切り開いていくのか考えを…
2023年11月27日
治水や利水などさまざまな効用のあるダムに対する社会的関心や期待が高まっている。地球温暖化による気候変動によって、海外ダムでは異常渇水が頻発するなどの影響も出ており、ダムの存在感はますます強まっている。国際大ダム会議の副総裁に就任した角哲也京都大教授に話を聞いたほか、日本ダム協会の第43回ダム建設功績者表彰受賞者、国内各地で展開されているダム建設整備事業を紹介する。