芝浦機械と三井不動産が、神奈川県座間市の芝浦機械相模工場の敷地内で開発を進めていた物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク（ＭＦＬＰ）座間」が完成した。東名高速道路や圏央道へのアクセスが良好で、首都圏に限らず全国各方面に効率的な輸送が可能。相鉄本線「さがみ野」駅にも近く、通勤利便性の高さから雇用確保の面でも有利な立地だ。「地域貢献」も開発コンセプトの柱に掲げ、防災パークを設けて周辺住民の防災意識…

　日刊建設工業新聞社は９月４日、「大林組・長谷工が語る！建設業界における攻めと守りのＤＸ」と題するオンライン・セミナーを開催しました。本セミナーでは、大林組経理部長の高田佳明氏と同経理部副課長の今井良祐氏、長谷工コーポレーション経理部担当部長の遠藤妙子氏が、それぞれの会社での経費精算・請求書管理クラウド「Ｃｏｎｃｕｒ」を活用した業務改革や効果などについて紹介しました。またコンカーコマーシャル営業本…

　ＪＲ東日本が東京都葛飾区で建設していた「ＪＲ新小岩南口ビル」が１０月１日に開業を迎える。同駅南口に直結し、建物はＲＣ一部Ｓ造６階建ての規模。１、２階は商業施設「シャポー新小岩」（事業主体はジェイアール東日本都市開発）を配置する。３～５階はスポーツ施設「ジェクサー・フィットネス＆スパ新小岩」（ＪＲ東日本スポーツ）、６階は葛飾区の行政サービス施設「えきにこわ」（葛飾区）がオープンする。地震や水害など…

　山形県最上地域唯一の基幹病院として移転改築した県立新庄病院が完成した。地域ニーズに応じた医療や高度・専門医療を提供する役割を充実。患者の療養環境に配慮した建物構成で、ヘリポートを備えた地域救命救急センターの設置や災害拠点病院の機能を強化した。設計・監理は佐藤総合計画ＪＶ、建築施工の安藤ハザマＪＶを中心とする施工陣のものづくりに対する熱意と高い技術力を結集。県民に信頼され、安心して医療を受けられる…

　地方から都市への人口流出が続く中で、東京一極集中が大きな課題になっている。少子高齢化に伴う人口減少によって存続が困難になると予測される自治体も出ており、若年層の転出が人口減少に拍車をかけている。都市部も例外ではなく、郊外型の大型商業施設が増加した結果、中心市街地では空き店舗や低未利用地が目立ち、中心市街地の魅力を低下させている。そこで、大阪支社提言企画では「持続可能な地域社会の実現に向けて」をテ…

　サンケイビルが福岡市中央区で開発を進めていた賃貸オフィスビル「Ｓ－ＧＡＴＥ　ＦＩＴ天神南」が完成した。街や人に寄り添うオフィスをコンセプトとする「Ｓ－ＧＡＴＥ　ＦＩＴ」シリーズとして、九州エリア初の物件となる。働き方の多用化、感染症対策などオフィス変革期の幅広い要望に応えたレイアウト自由度の高いオフィススペースを提供する。設計、施工はともに東急建設が担当した。