特集
2024年12月27日
日刊建設工業新聞社と近畿建設協会が11月7、8日に大阪市住之江区のインテックス大阪で開催した建設技術展2024近畿では、今年も「橋梁模型製作コンテスト」が大いに盛り上がった。会場製作部門に21チーム、学生部門に39チームが出場し、高知県立高知工業高校が両部門で最優秀賞に輝いた。 会場製作部門は当日支給する材料で支間長1m、幅員8cm以上の橋梁模型を2時間以内に製作しなければならない。学生部門は…
2024年12月26日
東京メトロがビジネスホテルチェーンのスーパーホテルと共同で開発を進めていた「スーパーホテル池袋西口天然温泉」が完成した。同ホテルの開発とあわせて副都心線池袋駅(東京都豊島区)の新設出入口とエレベーターを整備。隣接する既存ホテルもリニューアルし、一体的なホテルとして全201室を設けた。設計はあい設計、施工を鉄建建設が担当した。
2024年12月26日
近畿圏では人流・物流の活発化による経済の発展や地域活性化、防災・減災などの観点から道路ネットワーク整備が着実に進展してきた一方で、依然として新名神高速道路や大阪湾岸道路西伸部、淀川左岸線(2期)・延伸部などのミッシングリンク区間が残っている。道路はつながって最大の効果を発揮するものであり、一日も早い開通に期待が集まる。近畿の道路企画では西日本高速道路会社の安達雅人執行役員関西支社長に建設・保全事…
2024年12月25日
医療・介護人材を育成する専門学校「兵庫県立総合衛生学院」の建て替え移転計画で新長田駅南地区(神戸市長田区)に完成した教育複合施設「新長田キャンパスプラザ」。同学院のほか兵庫県立大学と兵庫教育大学のリカレント(学び直し)拠点が入居し、2025年4月に供用開始する。産学連携でスタートアップや地場産業のDXを支援し、地域と学生の交流を促進。1日当たりの交流人口は1000人を試算し、活性化が大きく期待さ…
2024年12月25日
□百年の大計 元日の能登半島地震に始まった2024年も全国各地で自然災害相次ぎ、多くの生命・財産が犠牲となった。激甚化・頻発化する自然災害を前に、国土強靱化の取り組みは道半ばといわざるを得ない。国益と国民の防護は国の責務だ。地域経済の再活性化にもつながる国土強靱化の推進は、従来以上に望まれており、その効果を発揮するためにも継続的かつ計画的に、そして大規模に実施しなければならない。
2024年12月23日
2019年秋に襲来した台風19号で、宮城県の最南端にある丸森町は大きな被害を受けた。地域の暮らしや物流を支えてきた国道349号も阿武隈川沿いを通る耕野不動~大張川張区間で甚大な被害が発生。ルートを山側に整備する災害復旧事業が進行する。新設する3本のトンネルで最長の「(仮)丸森第3号トンネル」は前田建設工業が施工。幾多の困難を優れた技術力と関係者の努力で乗り切り11月19日に貫通を迎えた。2025…
2024年12月23日
元日に発生した能登半島地震はマグニチュード7・6を観測し、甚大な被害をもたらした。道路や水道などインフラの損傷は激しく、現地では懸命の復旧・復興作業が続く。8月には初めて「南海トラフ地震臨時情報」が発表され、中部圏でも災害対策の重要性は一層高まっている。これまでの教訓を生かし、より実践的な備えが求められる。
2024年12月23日
日清紡ケミカル(東京都中央区、高橋郁夫社長)が千葉市緑区の千葉事業所内で建設を進めてきた第二工場が完成した。燃料電池セパレーターの需要拡大に対応するために約100億円を投じた。自動化による連続生産を可能とする第二工場と既存第一工場を合わせて年間1000万枚を生産する体制が整うという。建物の設計と施工は清水建設が担当。最適品質の実現に向けて「システム建築」を取り入れて建設した。
2024年12月20日
水道行政が国土交通省に移管され、上下水道一体の新組織が発足した。早速、能登半島地震などの災害対応で効果を発揮。順調な滑り出しとなった。私たちの安全安心な暮らしに不可欠な下水道の話題、関連技術を紹介する。
2024年12月20日
上下水道行政の一体化、ウオーターPPPの推進等、上下水道関連業界には、新たな時代が訪れている。創業以来65年にわたり、水コンサルタント業界をリードしてきた日水コンは、このたび新規上場という節目を迎えた。潤いのある持続可能な未来社会へ。日水コンの経営方針や成長戦略を紹介する。