特集
2025年3月18日
1868年の開港以来、国際貿易港として西日本のゲートウェイを担う神戸港。国際コンテナ戦略港湾「阪神港」の一翼として、競争力強化に向けてハード・ソフト両面で施策が進む。また、ポートアイランド沖の神戸空港では4月に待望の国際化がスタートする。神戸市の長谷川憲孝港湾局長にこれらの取り組みについて聞いた。
2025年3月17日
都筑区民文化センターボッシュホールオープン/竹中工務店と大林組が設計・施工
横浜市の都筑区民文化センター「ボッシュ ホール」が16日、グランドオープンを迎えた。センターの整備を条件に市有地の活用方法を決める事業で、事業者に選ばれたボッシュ社を代表とするグループが同社の新本社と一体的に建設。ホールを中心に展開される文化芸術活動と世界的企業によるイノベーションがシナジーを生み、都筑区全体の魅力向上につながると期待されている。 約300席のホールなどを備えた区民文化センター…
2025年3月17日
奥村組西川口寮完成/木造ハイブリッド構造・中間階免震の社員寮
奥村組が埼玉県川口市で建設を進めていた社員寮「西川口寮」が完成した。ESG・SDGsへの取り組みの一環として、木造とRCコアのハイブリッド構造とした。208立方メートルの木材を使用し、柱・梁部材には燃え代層として埼玉県飯能産の西川材を使った木質耐火部材、耐震壁にはCLT(直交集成材)を採用。1・2階間に免震層を有する中間階免震構造として安全性を高めている。60室の寮室内も最大限木質化し、良質な住…
2025年3月14日
昭和初期から生地や手芸用品の販売を手掛けてきたオカダヤ(東京都新宿区、蛭川勝五社長)の新宿本店を建て替えるプロジェクトとして建設した「新宿オカダヤTFビル」が完成した。子会社のオカダヤアークスと東和不動産(東京都中野区)の共同事業として建設したビルの設計と施工は大成建設が担当した。敷地が不整形な難しい条件を設計上の工夫で乗り越え、人通りが絶えない環境の中で安全な施工に努めながら完成に導いた。
2025年2月28日
ジャイアンツタウンスタジアム完成/設計は日建設計、施工は西武建設
プロ野球読売巨人軍の新ファーム本拠地となる「ジャイアンツタウンスタジアム」が完成した。明日の開業日には、記念試合が行われる。ナイターを含めて年間60試合ほどが予定される2軍公式戦の迫力あるプレーが観客席から堪能できる作りとなっている施設の設計を日建設計、施工を西武建設が担当した。スタジアムの隣では関東最大級の大水槽を設ける水族館の建設工事も始まった。国内初の水族館一体型球場、飲食施設、駐車場から…
2025年2月28日
横須賀市立総合医療センター完成/施工は大成建設・堀建設・宇内建設特定JV
神奈川県横須賀市が神明町で進めていた「横須賀市立総合医療センター」が完成した。老朽化した市立うわまち病院の移転・新設プロジェクトで、病床数は450床を有する。標榜(ひょうぼう)診療科は従来の28科に歯科と歯科口腔(こうくう)外科などが加わり34科となる。屋上には三浦半島の病院で初となるヘリポートを設置。機能強化を図り、良質な医療を提供する。設計は伊藤喜三郎建築研究所、施工は大成・堀・宇内JVが担…
2025年2月28日
福岡空港事務所新庁舎・管制塔完成/設計は梓設計、施工は大成建設
国土交通省大阪航空局が福岡空港滑走路増設事業に伴い建設を進めていた同空港事務所の新たな庁舎と管制塔が完成し、供用開始した。空港全体を見渡せるよう、新管制塔は国内では羽田空港に次ぐ高さとし、管制業務や対空援助業務の集約化を視野に庁舎は規模を拡充した。設計業務は梓設計、工事監理業務は綜企画設計、施工は大成建設が担当。生産性の向上を図りつつ、環境負荷低減に積極的に取り組み、工期内に高品質の施設を完成さ…
2025年2月28日
地球温暖化に起因する気候変動によって雨の降り方が激甚化・頻発化しており、毎年のように全国で洪水被害が発生している。いつどこで起こるかもしれない状況の中、流域の特性に応じて堤防整備や河道掘削などの河川整備、あらゆる関係者が協働して水害対策に取り組む「流域治水」などハード・ソフト両面で施策が展開されている。近畿地方整備局の常山修治河川部長に河川整備の現状や課題、今後の展望を聞くとともに、ダム建設など…
2025年2月27日
コンフォリア芝浦MOKU完成/設計・施工は前田建設・住友林業JV
東急不動産が東京・芝浦エリアで建設を進めてきた「コンフォリア芝浦MOKU」が完成した。シリーズで初となる木造+RC混構造建築となる賃貸レジデンスだ。環境に配慮して木造化、木質化、緑化に取り組みながら、DINKSやプレファミリー向けに利便性が高く、ゆとりを持って生活できる住居を提供する。設計と施工は、前田建設・住友林業JVが担当した。