特集
2023年12月27日
京王電鉄が進めていた京王多摩境駅前ビルが完成し、12月6日に店舗部分が開業した。1階にはスーパーマーケットやドラッグストア、クリニックが入居するほか、2階から5階にかけて富澤商店の倉庫、事務所が収まる。設計を奥村組、施工を奥村組・京王建設JVが担当した。
2023年12月25日
日刊建設工業新聞社は11月29日、日鉄ソリューションズの協賛で「バックオフィスと現場。両方のDXが建設産業の生産性問題を解決する」と題するオンライン・セミナーを開催しました。当日は、第1部で芝浦工業大学建築学部建築学科教授の蟹澤宏剛氏が「建設産業の未来のために必要なもの」と題し、基調講演。第2部で日鉄ソリューションズデジタルテクノロジー&ソリューション事業部エキスパートの島崎俊氏が同社が提供する…
2023年12月25日
首都圏に次ぐ経済規模を誇りながら高速道路ネットワークの整備が遅れている近畿圏。とくに大阪・神戸間は慢性的に交通渋滞が発生しており、大阪湾岸道路西伸部の早期完成が待たれる。新名神高速道路や淀川左岸線などは未開通区間もあり、ミッシングリンクの解消が地域活性化を促すと期待されている。「近畿の道路企画」では大阪湾岸道路西伸部の整備状況や主な高速道路プロジェクトを紹介する。
2023年12月22日
E・Jホールディングス(HD)グループ中核企業のエイト日本技術開発は、2022年度に策定した「EJEC長期ビジョン2030」に沿い、「真のインフラソリューションコンサルタント」の実現に向けた取り組みを本格化させている。経営基盤整備ではDXを活用した新しい基幹システムを導入し、業態変革を加速させる。技術分野ではEJイノベーション技術センターで災害リスク、データサイエンス、インフラにかかわる研究、技…
2023年12月22日
ヒューリックによる物流施設「ロジスティクス柏」が完成した。常磐自動車道柏インターチェンジの近接地という優れた立地と、各階の事務所を倉庫利用できる荷重設定などさまざまなテナント要望に対応できる汎用(はんよう)性を備えている。設計・施工を五洋建設が担当した。
2023年12月21日
コンクリート圧送業界が担い手確保と働き方改革に苦戦している。来年4月から時間外労働の上限規制が始まるのを控え、週休2日制に対応した賃金確保が避けられず、生産性向上も問われる。昨今の資機材高騰でポンプ車更新時の負担も重くのしかかり、それに応じた単価改定も課題となる。全国コンクリート圧送事業団体連合会(全圧連)の佐藤隆彦会長ら幹部が各地域の現状を踏まえ、業界の「いま」と「これから」を議論した。
2023年12月21日
日本エスコンが東京都千代田区の「東方学会新館」跡地で開発を進めていた「レ・ジェイド クロス千代田神保町」が完成した。建物は隣接する歴史的建造物「東方学会本館」と一体化。住宅とオフィスが入る延べ約7000㎡の複合施設となった。東京メトロ半蔵門線・都営三田線・都営新宿線神保町駅から徒歩4分、東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅から徒歩6分に位置する。設計はスタイレックス、施工は鉄建建設がそ…
2023年12月20日
わが国の教育現場では、少子化の進展で学校の存続が困難となるケースが増えつつあり、施設の統合・再編や、変化する教育ニーズに沿った教育環境の構築など、持続可能な変革が求められている。関西の教育施設特集では、2023~28年度の6カ年で県立学校施設の教育環境整備に総額300億円の投資を決めた兵庫県教育委員会の取り組み事例や、関西圏の自治体で進む学校施設整備の動向を紹介する。
2023年12月19日
中日本高速道路名古屋支社飯田保全・サービスセンターが進めてきた「中央自動車道園原IC橋他4橋耐震補強工事」が完成した。伊那IC~園原IC間にある園原IC橋、園原通過路橋、南大島川橋、前沢川橋、藤沢川橋で橋脚巻き立てや段差防止構造設置、落橋防止構造設置、支承取り換えを行い、耐震性を確保。大規模地震発生時も道路ネットワーク機能を維持し、強靱な国土形成に貢献する。施工は熊谷組が担当した。
2023年12月19日
ものづくり産業が集積する中部圏は日本経済の一翼を担っているが、背後にはわが国最大のゼロメートル地帯である濃尾平野が存在し、地震や津波などで被災した場合は、速やかに総合啓開(道路啓開、航路啓開、排水対策計画)を展開する必要がある。その活動を支えるのが建設業であり、南海トラフ巨大地震の発生確率が高まる中、地域の安全・安心を守る地域建設業の役割はますます重要になっている。しかし、建設会社自体が被災し機…