特集
2023年3月30日
ケミカルグラウトが横浜市鶴見区の同社技術センター敷地内で建設を進めていた工場棟が完成した。床面積が旧工場の1・7倍となり、トラックの乗り入れや屋内作業の拡充が可能となる。換気・空調設備も増強し、作業環境が大幅に向上。レール式電動ラックによる資機材管理やサイネージでの入出庫予定情報の表示など、デジタル技術も取り入れ、働きやすく快適、安全な工場施設を実現した。設計、施工はともに大豊建設が担当した。
2023年3月30日
東京都府中市が進めていた府中市立府中第八小学校の改築工事が完成した。工事においては校舎・体育館・学童クラブが使えない時期のない建て替え手順を行うなど敷地の有効活用と効率の良い工程管理が行われた。設計・監理を教育環境研究所・久米設計JV、施工を林・敏鉄工・田丸屋建設JVが担当した。
2023年3月30日
福井を含む近畿2府5県の2023年度当初予算が出そろった。各自治体とも将来を見据えた社会基盤整備や防災・減災対策、老朽化したインフラの維持更新を積極的に推進。2025年大阪・関西万博に向け、大阪市の夢洲地区ではインフラ整備やパビリオンの建設が本格化する。老朽化した庁舎や病院の建て替えに加え、少子化に伴う学校の統合や小中一貫校の建設計画も相次いでいる。PFIなど民間活力を生かした事業も増えた。「近…
2023年3月30日
宮城県と宮城県村田町、東日本高速道路(NEXCO東日本)東北支社の3者が共同で整備していた「東北自動車道菅生スマートインターチェンジ」が3月25日に開通を迎えた。既設の菅生パーキングエリアに接続するETC専用ICの完成は、村田町中心部の渋滞緩和や仙南エリアの地域・観光振興、第三次救急医療施設へのアクセス向上、仙台空港の利便性アップなどさまざまな効果が期待される。整備事業の着手は2017年度。測量…
2023年3月29日
JR東海道線支線地下化・新駅設置事業/大阪駅に地下ホーム完成
大阪市北区の再開発区域「うめきた2期(グラングリーン大阪)」にJR大阪駅の地下ホームが18日開業した。大阪市とJR西日本が交通の円滑化や国際競争力の強化などを目的に「JR東海道線支線地下化・新駅設置事業」を進めてきたもので、2015年11月に着工した。新ホームには関西国際空港に向かう特急「はるか」などが新たに乗り入れ、大阪駅の拠点性をさらに高める。西口にも改札を新設し、利便性が向上した。2031…
2023年3月27日
中部縦貫自動車道大野油坂道路(大野IC~勝原IC間10km)開通
近畿地方整備局福井河川国道事務所が福井県内で整備を進めている中部縦貫自動車道大野油坂道路(延長35・0キロ)のうち、大野IC(大野市中津川)~勝原IC(同市西勝原)間(10・0キロ)が完成し、19日に開通した。同県内では開通済みの永平寺大野道路を含めて61・4キロの高規格幹線道路が計画され、今回の開通で約6割の区間が供用した。高速道路ネットワークの強化や異常気象時の交通機能確保、観光周遊機能の向…
2023年3月22日
日本生命が熊本市中央区で建て替えを進めていた「日本生命熊本ビル」が完成した。市役所、上通・下通商店街に近接する行政・商業・ビジネスの中心地に位置し、熊本市電の辛島町駅、西辛島町駅から徒歩2、3分と交通利便性にも優れている。同社は、熊本地震の発生から1年が経過した2017年4月、熊本の復興に寄与する事業の一つとして、日本生命熊本ビルの新たなオフィスビルへの建て替えを決定。同市内の賃貸オフィスビルと…
2023年3月22日
Geotechnology 2023 関西の地質・土質と地盤工学企画
i-Constructionが目指した生産性向上を具体化するための一つであるBIM/CIM。そのキーワードが3次元であり、働き方改革を進めるために建設DXの必要性が叫ばれている。中でも地盤のDXは、地中の中だけにデータが不足し、技術者も不足しているなど課題も多い。しかしながら、地盤リスクを軽減し、建設工事を安全に施工するためにも地盤のDXにかかる期待は大きい。関西の地質・土質と地盤工学企画では、…