特集
2024年10月8日
軟包装材(パッケージ)の製造、物流企業・カナオカグラビア(東京都台東区)は、埼玉県羽生市に所在する埼玉第三工場の増強を図り「B棟」を完成させた。食品に直接触れるパッケージも食品の一部として、食品工場に匹敵する安全性を備えた増築となる。設計、施工を大成建設が担当した。
2024年10月4日
国土交通省中部地方整備局の2024年度「優良工事等表彰」「工事成績優秀企業認定」が決定した。局長表彰は優良工事36件、安全工事5件、優良工事技術者36人、優良業務31件、優良業務技術者34人が栄誉に輝いた。部長・事務所長表彰は優良工事78件、安全工事8件、社会貢献等工事10件、優良工事技術者70人、優良業務55件、優良業務技術者51人、優良工事等下請企業255社および専任・有能技術者196人がた…
2024年10月3日
建設業労働災害防止協会(建災防)と建災防東京支部は10月3日、4日に、東京ビッグサイトと東京国際フォーラムで創立60周年記念全国建設業労働災害防止大会を開く。同大会は、現地とオンライン配信を組み合わせたハイブリッド開催となる。今大会のスローガンは「仲間の声で危険を防ごう、未来へつなぐ職場の安全」。初日の総合集会は安全衛生表彰・顕彰、2日目の専門部会は会員企業による安全衛生管理活動の発表などが行わ…
2024年10月2日
三井不動産と日鉄興和不動産による街づくり型物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」が完成した。日本製鉄の工場跡地に建設した施設の延べ床面積は25万m2超で都内最大規模となる。ドローンの実証実験の場やコミュニティーを提供する「板橋ドローンフィールド」を物流施設に併設。東京・板橋区との防災協定で災害発生時には地域住民の緊急の一時避難場所としても利用する。施設の設計は日鉄エンジニアリング、施工…
2024年10月1日
勤労者退職金共済機構(梅森徹理事長)の建設業退職金共済事業本部(建退共本部、本部長・大澤一夫理事長代理)は、毎年10月の加入促進月間に合わせて行う理事長表彰で、本年度から電子申請方式の普及に貢献した企業を対象とする「本部推薦枠」を設けた。同枠の中から本年度の理事長表彰に選ばれた西松建設の細川雅一社長にインタビューし、電子申請方式のメリットや今後の活動方針などについて話を聞いた。
2024年9月30日
東北地方整備局2023年度発注業務・工事等/2024年度国土交通行政関係功労者表彰
東北地方整備局は2024年度「国土交通行政関係功労者表彰(局長表彰)」の対象として174人、173団体を選び、7月23日に仙台市青葉区の仙台国際センターで表彰式を開いた。同局管内の各事務所も業務や工事で優秀な成績を収めた企業や技術者、災害対応に貢献した団体などを選定した。「地域の守り手」としてインフラの整備や維持管理に力を尽くす建設コンサルタントや建設会社に駆け付け強い使命感を持って奮闘する技術…
2024年9月30日
9月6日に大阪都心・梅田の新たな憩い空間「グラングリーン大阪」(うめきた2期)が先行街開きを迎えた。JR西日本は先駆けて玄関口となる大阪駅地下ホームを整備、大阪駅西側の新駅ビル開発でうめきた2期再開発と連携し拠点性・回遊性の向上に貢献してきた。関西の鉄道企画では、各地で自治体との連携でハード整備を進めるJR西日本の森清裕与之大阪工事事務所長に所管事業の進捗状況や展望などを聞いた。そのほか関西の鉄…
2024年9月27日
21日に地震からの復興が道半ばの石川県・能登地方を記録的な大雨が襲い、土砂崩落や河川氾濫で多くの集落が孤立するなど甚大な被害をもたらした。地球温暖化に起因する気候変動によって日本全国で同様の災害発生リスクが高まっており、必ず起こるとされる南海トラフ地震も踏まえた強靱な国土づくりが急がれる。関西大学の河田惠昭特別任命教授や国土交通省近畿地方整備局の矢野則弘統括防災官のインタビューを通じ、頻発・激甚…
2024年9月27日
中国地方整備局と管内事務所は、「国土交通Day」の一環として2024年度国土交通功労者表彰を行った。創意工夫や困難克服、安全施工などで他の模範となる優秀な成績を修めた優良工事施工団体、優良業務履行団体、優秀技術者、安全優良請負者、安全管理優良技術者、協力企業、登録基幹技能者等を表彰した。
2024年9月25日
2019年秋に襲来し東北各地に甚大な被害をもたらした台風19号。宮城県の最南端に位置する丸森町では被災した国道349号のうち、特に被害が大きかった耕野不動~大張川張区間を別ルートで整備する災害復旧事業が進行する。国土交通省東北地方整備局が発注し、佐藤工業が施工する「丸森第1号トンネル工事」は掘削開始から2年を経て今夏に貫通を迎えた。想定外の岩盤に遭遇するなど幾多の困難を創意工夫と技術力で乗り越え…