特集
2023年3月20日
FC今治サッカー専用ホームスタジアム 今治里山スタジアム完成
今治・夢スポーツの子会社、今治・夢ビレッジが愛媛県今治市高橋ふれあいの丘で建設を進めていたサッカーJ3・FC今治の新スタジアム「今治里山スタジアム」が完成した。365日多様な人々が集まりにぎわう、心の豊かさに包まれた空間を創出し、周辺の木々や緑とともに今後も成長を続けるスタジアムとして計画された。設計は梓設計、施工はりんかい日産建設・四国通建JVが手掛けた。
2023年3月17日
東日本旅客鉄道株式会社が千葉市美浜区の幕張新都心に整備していた京葉線の「幕張豊砂駅」が完成し、3月18日に開業する。片持ちの大屋根を持つ駅舎は開放的な空間が広がり、上下線のホームを立体的に配置した。設計を京葉線新習志野・海浜幕張間新駅設置詳細設計他共同企業体、施工を鉄建建設が担当した。
2023年3月17日
西日本を代表するハブ拠点として、関西圏の経済・社会活動を根底から支える国際戦略港湾「阪神港」。近年は世界的なコロナ禍を受けて一時的な物流・人流の停滞に見舞われたが、ウィズコロナ社会への移行とともに復調の軌道に乗り、今後もさらなる国際競争力の強化が期待されている。近畿の港湾・空港特集では、近畿地方整備局の北出徹也港湾空港部長に近年の情勢を踏まえた阪神港の方向性や、ソフト・ハード両面の機能強化策をは…
2023年3月16日
三菱地所が東京都港区で開発を進めていたオフィスビル「3rd MINAMI AOYAMA」が竣工した。13階建ての建物は1階を商業店舗、2階から13階を事務所で構成。東京メトロ銀座線外苑前駅から徒歩3分、銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅から徒歩6分に位置する。外気を感じられるアウターバルコニーや開放感あふれるインナーバルコニー、テナント専用の「ルーフトップテラス」などを設置し、多様な働き方に対応…
2023年3月14日
成田空港の第3ターミナル(T3)拡張事業が一区切りを迎えた。LCC(格安航空会社)専用ターミナルとして2015年4月にオープンしたT3は、その後のLCC需要の急増を受け、設定していた年間旅客取扱能力を17年度に突破。混雑解消のため19年9月に到着ロビーを増築したのに続き、昨年4月、南側増築部に出発ロビーを拡張するとともに、第2ターミナルと結ぶ新しいアクセス通路を整備した。ことし3月1日には、到着…
2023年3月13日
京王電鉄バス、京王電鉄が東京都中野区で開発を進めていた賃貸マンション「ACOLT中野富士見町」が完成した。ACOLT(アコルト)は、京王電鉄が手がける賃貸マンションのブランドで、今回で同シリーズの5棟目となる。新型コロナウイルス感染症の流行によるライフスタイルやワークスタイルの変化に対応したインターネット環境、可変性の高い間取りなど入居者の多様なニーズに応えたしつらえを採用している。設計は東急建…
2023年3月10日
官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)は、600兆円経済の実現に向けた最大のエンジンである科学技術イノベーションの創出に向け、官民の研究開発投資の拡大などを目指して内閣府により2018年度に創設された。総合科学技術・イノベーション会議が司令塔となり、民間の研究開発投資誘発効果の高い領域に各府省の施策を誘導して方向性を持った研究開発を推進する。 国土交通省では、PRISMの枠組みを活用して…
2023年3月3日
佐倉市立佐倉図書館等新町活性化複合施設 夢さくら館 3月4日開館
千葉県佐倉市の新しい拠点施設「夢咲くら館」があす3月4日、同市新町地区に開館する。同地区内にある市立佐倉図書館の老朽化を受け、新しい図書館を核に歴史資料の保管庫、収蔵品展示コーナー、佐倉を学ぶフロア、カフェ、多目的な用途に使えるワークショップルーム、子育て交流センターなどの機能で構成され、地域の活性化に寄与する複合施設として整備した。図書館機能は地下に配置し、地上部はイベント開催にも対応する駐車…
2023年3月3日
本格的な人口減少社会に入り、これまでの私たちの暮らしを支えてきた住宅や民間建築、社会資本をどう管理していくのかが課題になっている。必要な施設のメンテナンスコストは膨れ上がるが、どのようにまかなっていくのか。老朽化する前に必要性の薄れた施設は、除却も含めた取捨選択が迫られようとしている。経営情報論が専門の大串葉子椙山女学園大教授や、街並みという文化ストックについて茨城県石岡市の谷島洋司市長に話を聞…
2023年2月27日
近年の豪雨災害の多発などを背景とし、流域関係者の協働によるハード、ソフトが一体となった事前防災対策として推進することになった流域治水。特に都市部においては、ひとたび氾濫が発生すると、多大な被害が発生し、人々の尊い生命や財産が失われる。2023近畿の河川特集では、都市部の治水対策を中心に、流域治水対策の現状と課題、そしてその取り組みについて、近畿地方整備局の小島優河川部長に聞いた。