特集
2023年6月2日
電気設備学会はきょう2日、東京都千代田区の如水会館で開く定時総会の席上、第34回電気設備学会賞、第23回会長賞、第11回学会功績賞、第16回星野賞の表彰式を行う。学会賞、会長賞、学会功績賞は、電気設備の学術と技術の進歩を図ることを目的として、特に顕著な功績、優秀な業績を表彰。星野賞は、電気設備学会の会長を長年勤めた星野聰史の寄付金を活用し、電気設備学会の国際貢献、電気設備の学術・技術に関わる国際…
2023年5月30日
NTTデータが東京都三鷹市で整備を進めていた三鷹データセンターEAST2期が完成した。拡大が著しいデータセンター需要に応えるための拡張で、2018年に稼働を開始した1期とあわせ約5600ラックの収容が可能な同社にとって国内最大級のデータセンターとなる。制振ダンパーと免震装置を組み合わせた建築構造や緻密な空調設備計画により、最高レベルの安全性と省エネルギー性能を備えたデータセンターを実現した。設計…
2023年5月30日
2050年を目標とした大阪のまちづくりの方向性などを示した「大阪のまちづくりグランドデザイン」が22年12月に策定された。「2023近畿の大都市圏企画」では、取りまとめに関わった大阪府・大阪市大阪都市計画局の尾花英次郎局長に新グランドデザインのポイントや、今後の取り組みについて聞いた。
2023年5月29日
東宝が東京都千代田区の日比谷エリアで開発を進めていた「東宝日比谷プロムナードビル」が完成した。オフィス、商業の複合ビルで、商業施設は3月16日にオープン。オフィスゾーンは、内装工事が終わったフロアから順次、使用を始めている。敷地は、東宝ツインタワービルの跡地で、旧ビルに代わる日比谷の新たなランドマークとして竹中工務店の設計、施工により建設された。
2023年5月26日
リアルとバーチャルを組み合わせたハイブリッド診療、VR(仮想現実)技術の医療分野への活用などの導入が進み、医療提供の形態も変化しつつある。本特集では、変わる医療の形に対する医療福祉建築の在り方などを、芝浦工業大学の小菅瑠香准教授に聞いた。そのほか、設計事務所の医療福祉建築プロジェクトを紹介する。
2023年5月25日
ロシアによるウクライナ侵攻の影響で世界はエネルギー危機に直面している。日本も同様で東日本大震災以降、原子力発電量が大きく下がる中で、安定的な電力供給が大きな課題になっている。一方で、太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギー関連のプロジェクトが各地で計画され、再エネの電源構成の割合が伸び続けている。政府が目標に据えた「2050年カーボンニュートラル」の実現に向け、次世代エネルギーの水素やアンモニ…
2023年5月24日
埼玉県川口市で進められていた「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」が完成し、24日にグランドオープンを迎える。事業主は同地区市街地再開発組合、野村不動産が参加組合員として参画した。同事業はJR川口駅東口に近接する同市の中心商店街「樹モール」に面した商・業・医・育・住の大規模複合再開発で、商業・業務施設の「樹モールプラザ」(1~3階)と総戸数481戸の共同住宅「プラウドタワー川口クロス」…
2023年5月19日
千葉大学に所属する「災害治療学研究所」の研究活動施設が千葉市中央区の同大亥鼻キャンパス内に完成した。災害発生直後の急性期から慢性期まで、病症者、負傷者の治療に必要な各手法の研究、災害時における医療のための横断的組織運用などを創出する。設計監理は山下設計、施工を新日本建設が担当した。
2023年5月18日
東急不動産と日鉄興和不動産が東京都世田谷区で建設していた学生マンション「キャンパスヴィレッジ千歳烏山」が完成した。シリーズ初となる世田谷区での開発で、同線千歳烏山駅から徒歩4分に位置する。地上5階建ての建物には全室・家具家電付きの住戸182戸を設けた。館内には再生原材料を利用した家具を配置し、学生の環境意識向上を図る。設計はフリークス、施工は京王建設がそれぞれ担当した。
2023年5月17日
国立大学法人群馬大学(前橋市、石崎泰樹学長)が同大荒牧キャンパスに文理融合施設として建設していた総合研究棟(情報学系)が完成した。多分野交流拠点のハブとなる建物は既存棟の改修と共に、新たに増築を行っている。基本設計は同大施設運営部施設整備課、実施設計を長大、施工を佐田建設が担当した。