特集
2024年10月25日
近年、地震や豪雨などの災害が頻発する中、下水道の役割がますます重要視されてきた。2024年度は上下水道の一体的な運営も始まり、効率的な水管理への期待が高まっている。本特集号では「災害に強い持続可能な下水道整備」をテーマに、国土交通省上下水道審議官・松原誠氏の寄稿や日本下水道事業団(JS)西日本本部副本部長近畿総合事務所長・中筋康之氏のインタビューを通して、最新技術や政策、地域での水管理の課題と展…
2024年10月24日
JR松山駅付近連続立体交差事業2.4km高架化/9月29日切り替え
愛媛県の都市計画事業として進められている「JR松山駅付近連続立体交差事業」のうち、松山市美沢2~空港通1の延長2.4kmの高架線が完成した。JR四国が高架線工事を担当し、7工区に分けて工事を発注。ゼネコン各社は総力を結集し難工事をクリアした。9月29日に高架線に切り替わり、8箇所の踏切を廃止するとともに松山駅新駅舎は2階建てに生まれ変わった。新ホームは1線増えて2面4線に。高架化により眺望が開け…
2024年10月23日
ニトリホールディングスが仙台市宮城野区に建設していた「仙台DC(ディストリビューションセンター)」が竣工を迎えた。ニトリグループが取り組む国内物流拠点再構築プロジェクトの一環。仙台港や仙台東部道路の仙台港ICから5キロ圏内に立地する優れたアクセス性を持ち、東北エリア全体をカバーする広域物流拠点として期待される。仙台塩釜港(仙台港区)を東北6県の玄関口と位置付け物流関連事業の拡大と温室効果ガス排出…
2024年10月18日
ヒューリックが東京都渋谷区で開発を進めていた「ヒューリック将棋会館千駄ヶ谷ビル」が完成した。建物はS・RC造地下1階地上4階建て延べ約1万5000平方メートルの規模。JR千駄ケ谷駅、都営大江戸線国立競技場駅から徒歩2分に位置する。1階部分には近隣にある日本将棋連盟の将棋会館が移転。2~4階は賃貸オフィスで、ファッション・アパレルアイテムの企画・仕入および販売を行うユナイテッドアローズが全区画一括…
2024年10月17日
国立大学法人東京芸術大学が茨城県取手市のキャンパスで進めていた美術館増築が完成し、新たに収蔵棟の活用が始まった。他校に例のない「魅せる収蔵庫」として、収蔵庫前室に設置された窓から収蔵品の見学が可能なオープンアーカイブ施設となっている。設計をaat+ヨコミゾマコト建築設計事務所、監理を東京藝大施設課、施工は前田建設工業が担当した。
2024年10月16日
CBREインベストメントマネジメント・ジャパン(CBRE IM)が組成し、大豊建設が参画するSPCが千葉県野田市で建設していたマルチテナント型物流施設「CBRE IM 野田」が完成した。地上5階建て延べ118,093m2。大型車両が4階まで直接乗り入れできるシングルランプウェイを備える。トラックドライバーの労働時間を意識し施設内に大型車駐車場を「50台」確保したほか、カフェテリア内に無人コンビニ…
2024年10月16日
西日本高速道路四国支社は、2024年度の管内優良事業所として対象工事122件の中から「安全及び品質管理優良表彰」に7件、「安全管理優良表彰」17件、「品質管理優良表彰」に11件を選定した。7月26日に高松市のサンポートホール高松で開いた管内工事安全協議会(会長・後藤由成執行役員四国支社長)の安全対策課意義で後藤支社長が受賞者代表に表彰状を授与した。 (写真提供=西日本高速道路四国支社)
2024年10月15日
企業の持続的成長に向け、人材戦略の重要性が一段と増している。働き手の価値観が多様化し、人材マネジメントの在り方も見直しが不可欠。業務プロセスの変革を含め、組織としてどう対応するかが問われている。 2024年4月から時間外労働の上限規制が建設業にも適用され、法令順守が迫られる各社は労働力の維持・拡充と働き方改革の推進に取り組む。少子高齢化、人口減少といった社会的問題に加え、DXなどデジタル化によ…
2024年10月11日
10月14日は、日本初の鉄道が開業した日を記念する「鉄道の日」。今年で31回目を迎える。本特集では、神戸・大阪間を走った関西初の鉄道開業150周年の話題や、鉄道の津波防災に詳しい和歌山大学・西山一弘教授ら学識者のインタビューなどを掲載する。首都圏の民鉄各社の事業計画、モノレールの延伸計画も紹介する。
2024年10月10日
国土交通省関東地方整備局と同局管内の事務所による「優良業者等表彰」が今年の7月中旬から順次行われ、令和5年度に完成した工事、業務の中で優れた成績で完成させた企業らの栄誉を称えた。表彰された企業は、総合評価方式による入札手続きなどで優位に評価されることから、今後の受注の励みとなり、これまで以上に技術の研さんに努める努力を見せている。