特集
2022年10月6日
建設業労働災害防止協会(建災防)と建災防石川支部は10月6日、7日に金沢市のいしかわ総合スポーツセンターを主会場として、第59回全国建設業労働災害防止大会を開く。同大会は、現地とオンライン配信を組み合わせたハイブリッド開催となる。今大会のスローガンは「高めよう 一人ひとりの安全意識 みんなで目指そう リスクの低減」。初日の総合集会は安全衛生表彰・顕彰や精神科医の名越康文氏の講演、2日目の専門部会…
2022年10月4日
五洋建設が北海道室蘭市で建設していた自社の室蘭製作所が竣工を迎えた。従来は、橋梁などの鋼構造物を中心に製造していたが、新工場は、カーボンニュートラル(CN)の実現に向け、100%再エネ工場に生まれ変わった。事務所の省エネルギー化と太陽光やグリーン水素などの創エネルギーで必要な電力を賄い、工場全体をZEB(ネット・ゼロ・エネルギー)化した。また、再生可能エネルギーの普及拡大を見据え、洋上風力建設関…
2022年10月4日
東京冷機工業が東京都北区で整備を進めていた「TO-REI(トウレイ)成長支援センター」が完成した。研修施設や空調設備のショールームを兼ね備えた複合ビルで、座学、実機を使った体感学習を通して空調のプロを目指す技術者を育成する。建物には高効率設備や太陽光発電を採用し、標準ビルと比べ50%以上のエネルギーを削減。ZEB Readyを取得している。10月4日から運用を開始する。設計・監理は松本設計室、施…
2022年10月4日
常に時代の要請に応えながら、人々のための良質な社会インフラを適切に提供することを支えている“建設技術”。それに関係する企業・団体による“努力の結晶”のお披露目の場となる「建設技術フェア2022in中部」が4日、開幕する。2日間にわたるこの催しは今回で26回目を迎え、「建設現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)が未来を創る」をコンセプトとする。昨年の吹上ホール(名古屋市千種区吹上)から、ポ…
2022年10月3日
2023年4月に開学する東北学院大学五橋キャンパスが竣工した。仙台市と多賀城市に分散する土樋、泉、多賀城のキャンパスを集約し、仙台市中心部に都市型キャンパスとして進化。設計の佐藤総合計画、施工を担う竹中工務店・錢高組・橋本店・仙建工業JVが高い技術を駆使し、高品質の建物に仕上げた。学都・仙台にふさわしい文理融合のワンキャンパスが誕生する。(写真はいずれも竹中・錢高・橋本・仙建JV提供)
2022年9月30日
総合車両製作所の新部品塗装工場棟が、横浜市金沢区の本社敷地内に完成した。既存工場の老朽化を受け、施設の安全性を高めるとともに、自動搬送機やロボットなど最新鋭の塗装設備を導入して生産性の向上を図る。同社は、JR東日本が100%出資する輸送用機器メーカーで、新工場では塗装品質の安定した機器構成部品を組み立てラインに供給する。工場の設計、施工はともに東鉄工業が担当した。
2022年9月30日
わが国は10余年の戦後復興期を経て、瞬く間に飛躍的な経済成長を成し遂げた。高度経済成長期には大規模なインフラ整備が各地で進んだ。一方で、今世紀に入ると、国や地方自治体の財政状況がひっ迫し、長期間にわたって経済の停滞が続いた。欧米などでは、より豊かな社会活動と国民生活のため、インフラ整備を加速させており、わが国も将来の発展に向けたインフラ投資を加速させなければならない。2022年の「大阪支社提言企…
2022年9月30日
中国地方整備局と管内事務所は、「国土交通Day」の一環として、2022年度国土交通功労者表彰を行った。創意工夫や困難克服、安全施工などで他の模範となる優秀な成績を修めた、優良工事施工団体、優良業務履行団体、優秀技術者、安全優良請負者、安全管理優良技術者、下請企業、登録基幹技能者等を表彰した。
2022年9月30日
阪神高速道路会社の2021年度優秀工事と優秀業務の受注者表彰が行われた。同年度に完了した工事と業務の中から特に成績が優秀な受注者に与えるもの。対象の工事39件、業務30件のうち今回は工事12社、業務7社の計19社が受賞。今月6日に表彰式を実施し、金治英貞執行役員や同社幹部が出席。金治執行役員が受賞各社の代表者に賞状を手渡した。
2022年9月29日
歯科治療器具製造のナカニシ(栃木県鹿沼市、中西英一社長)が栃木県鹿沼市で推進する生産能力増強プロジェクトのうち、2018年5月に稼働した部品加工工場「A1」と対を成す新工場「A1+」が完成した。製品製造の前工程となる部品加工に加え、技術継承のための研修教育プログラムを運用する。設計、施工は前田建設が担当した。