特集
2022年6月30日
労働災害防止に向け、職場での安全意識高揚と安全活動の定着を図る「2022年度全国安全週間」が7月1日から7日まで実施される。95回を迎える本年度のスローガンは、「安全は 急がず焦らず怠らず」。昨年度の神奈川県内における建設業の災害発生状況を見ると、死亡労働災害が21人で、うち6人が墜落・転落災害によるものだった。このほか崩壊・倒壊、感電、過重労働、おぼれ、飛来・落下による死亡労働災害も発生してお…
2022年6月29日
医療・福祉施設の不動産投資を行うAIPヘルスケアジャパンが東京都港区で施設開発を手掛けた介護付き有料老人ホーム「プレザンリュクス南青山」が完成した。都心を代表する一等地にふさわしい空間美や仕様、サービスにこだわった最高グレードの老人ホームに仕上げている。7月1日にオープンする。設計・監理は井上穣建築デザイン研究所、施工は鉄建建設が担当。運営は全国で福祉サービス関連事業を展開するケア21が行う。
2022年6月27日
東日本大震災からの復興プロジェクトが福島の国営追悼・記念施設の整備を残しほぼ終了し、「震災復興 進もう!次の東北へ」をキーワードに2022年度事業展開を図る。各地で大きな被害をもたらした台風・豪雨災害を受け流域治水対策や防災・減災、国土強靱化対策が計画的に動きだした。復興道路・復興支援道路が21年12月に全線開通し、人流や物流を支える道路ネットワークにより沿線への工場立地や観光振興、震災伝承によ…
2022年6月24日
埼玉医科大学が埼玉県日高市の国際医療センター敷地内で整備を進めていたがん治療専門の化学放射線治療棟(F棟)が完成した。F棟は、放射線治療機器「リニアック(直線加速器)」のほかMRI(磁気共鳴画像)と放射線治療機器を組み合わせた「MRIリニアック」を導入した日本でも有数の放射線治療施設で、高レベルの集学的治療を提供する。設計・監理は伊藤喜三郎建築研究所、施工は鹿島が手がけた。
2022年6月24日
気候変動に伴う自然災害の激甚化・頻発化や、持続的な経済成長のための生産性のさらなる向上など、わが国が抱える課題は山積している。首都・東京を含む関東地方において、そのような課題やインフラ整備に取り組んでいる国土交通省関東地方整備局の本年度主要事業を、企画特集「関東のくにづくり」としてまとめた。若林伸幸関東地方整備局長のインタビュー、各部の取り組み、管内53事務所の主要事業、安全安心な国土づくりに貢…
2022年6月23日
自然災害への備えや社会資本の老朽化対策、さらには道路をはじめ関西の発展を支えるインフラの整備に欠かせない建設産業。その使命を果たすための人材の確保・育成が喫緊の重要課題となっている。建設業の次代を担う人材を確保するためにも、働き方改革を推進し、建設業が魅力ある業界であることを発信していかなければならない。こうした中、ICTの進歩により、建設DXがクローズアップされている。働き方に変化をもたらし、…
2022年6月17日
本格的な人口減少社会に入り、持続的な経済成長を維持するには、さらなる生産性の向上が待ったなしの状況となっている。 社会変革の波を乗り越えるには日々進歩するデジタル技術を活用し、業務や建設現場でのDXを加速させなければならない。 安全安心な国土づくりに正面から向き合う官民の将来像を紹介する。
2022年6月16日
独立行政法人水資源機構が設立60周年を迎えた。前身の水資源開発公団以来、わが国経済、国民生活を支える水の安定供給、水資源開発に貢献し、洪水被害の軽減・防止にも役立ってきた。地球温暖化や人口減少、施設の老朽化、多発する自然災害など多くの課題を抱える中、ダム再生や海外展開、DX対応など新たなテーマにも果敢に挑んでいる。水資源機構の金尾健司理事長と、河川防災に詳しい角哲也京都大学教授の対談、水資源機構…