特集
2021年12月24日
大宮駅東口大門町2丁目中地区第一種市街地再開発事業が、施設建築物の竣工を迎えた。地域における街づくり勉強会の始まりから、足かけ約20年の夢の実現だ。中山道に接した街角は『大宮門街(おおみやかどまち)』と呼ばれ、約8万m2の複合建築と、JR大宮駅との往来で通り抜けのできる門街広場がにぎわいをもたらす。設計・監理は山下設計、施工は鹿島・松永JVが担当した。 ■建築概要■ ■工事名称:大宮駅東口大門町…
2021年12月24日
コンテナ船の大型化による寄港地の絞り込みや地球規模での物流再編、新型コロナウイルス感染症の流行、脱炭素社会の構築など、わが国港湾を巡る環境は大きく変化している。加えてインフラの老朽化や巨大災害の切迫、人口減少といったわが国社会が直面している課題も山積する。四海に囲まれ、臨海部に人口と財産が集積するわが国において、港湾は国民生活の質の向上や産業活動の発展に不可欠な社会インフラだ。港湾政策の最新状況…
2021年12月24日
札幌冬季オリンピックが開幕する約2カ月前の1971年12月4日、北海道で初めての高速道路47kmが開通した。それから半世紀で開通延長は1180kmまで伸び、観光などの産業振興や物流、防災・減災などさまざまな面で北海道の発展を支えてきた。東日本高速道路会社の長内和彦執行役員北海道支社長に、この50年間の歩みと今後の事業展望について話を聞いた。
2021年12月24日
震災の復興を牽引するリーディングプロジェクトとして東北地方整備局が主体となって整備を進めてきた延長550キロの復興道路・復興支援道路が、2021年12月18日に全線開通した。「10年で完成させる」との命題に対し、国と県、被災自治体、地元関係者と建設業界が一丸で挑み、かつてないスピードで整備を進めた。「命の道」として、インフラ整備の強靱化と防災道路ネットワークの重要性に一石を投じた復興道路・復興支…
2021年12月23日
東京電力が群馬県で整備を進めていた原町発電所新導水路が完成した。同導水路は、八ツ場ダム併設の八ツ場発電所放水路から取水した水を松谷発電所放水路へ合流させ、原町発電所などに供給する施設。八ツ場ダムの水資源開発により、取水に一部制限を受けていた吾妻川の水を利用する複数の発電施設で、年間を通して安定した取水量の確保を図る。施工は佐藤・池原JVが担当した。 ■概要■ ■工事名:原町発電所新導水路建設工事…
2021年12月23日
日本コンストラクション・マネジメント協会(日本CM協会、川原秀仁会長)が創立20周年を迎えた。新しい建設生産・管理システムの一つであるCM方式の周知・普及・浸透、コンストラクション・マネジャー(CMR)という職能の確立を目指して活動を展開してきた。民間の建築工事で活用が広がり、公共工事でも採用が増加してきている。CM方式の今後の展望について、長橋和久国土交通省不動産・建設経済局長と川原CM協会会…
2021年12月23日
関東甲信で建設コンサルタント事業を展開する関東建設マネジメント(KCM)。さらなる事業展開を狙って本年度から「第二次中期3か年経営計画」を実施中だ。なかでも経営資源の確保として人財マネジメントに力を入れる。本特集では、2019年1月以降に入社した5人の社員を紹介。やりがいや目標など仕事に対する思いを語ってもらった。
2021年12月23日
近畿地方の道路ネットワークにおける最大の課題であるミッシングリンクの解消。近畿地方の活性化を後押しするためにも、早期の高速道路整備が期待される。2021年度の近畿の道路企画では、道路整備の課題や展望について近畿地方整備局の小林賢太郎道路部長に聞いた。さらに、近畿ブロックにおける道路の5か年対策プログラムなどについても紹介する。
2021年12月22日
四海に囲まれ急峻な地形を国土に持つ私たちは、台風や地震、火山噴火といった自然災害の脅威と隣り合わせの暮らしを送っている。コロナ禍や脱炭素社会構築といった新たな課題への対応はもちろんのこと、自然災害から人命や財産を守り、豊かな生活を維持し、経済のさらなる発展を目指すには、社会資本整備を通じた国力のさらなる向上が不可欠だ。強靱な国土づくりに力を注ぐ国・地方のトップインタビューのほか、国土強靱化に貢献す…
2021年12月21日
東京都世田谷区が整備してきた「花見堂複合施設」が完成し、22日にオープンする。本プロジェクトは花見堂小学校の跡地利用計画で、地域のコミュニティ拠点として運用し、児童館、集会施設、障害児通所施設の複合施設となる。「花見堂」は「鶴塚」「だいだらぼっち」とともに、代田地区の名所として地元の麦打ち唄に歌われ、花見堂小学校跡地に新たに誕生した交流の場が地域の歴史を紡ぐ。設計は松田平田設計、施工は中島建設・…