特集


2020年12月23日

近畿の道路 2020

 名神高速道路や中国自動車道への依存度が高い近畿の高速道路ネットワーク。ダブルネットワークを実現する新名神高速道路も順次開通しているが、ミッシングリンクがあるためにその機能が十分に発揮できていない。近畿地方の活性化を後押しするためにも、早期の高速道路整備が期待される。2020年度の近畿の道路企画では、近畿地方の高速道路ネットワーク整備を手掛ける西日本高速道路会社関西支社の諸富正和建設事業部長に高速…

2020年12月22日

国土強靱化2020

 2050年までのカーボンニュートラルの実現や、急速に進むデジタル技術の活用、感染症拡大の防止など、わが国が直面している課題は多い。中でも、近年激甚化・頻発化する自然災害から国民の生命・財産を守り、社会経済活動に必要なインフラ機能を維持する国土強靱化の取り組みは、ワイズスペンディングの下で実現しなければならない課題だ。3カ年緊急対策後の5カ年加速化対策が決まり、切れ目ない政策実施の姿勢が示された。…

2020年12月21日

兵庫県 さわやかな県土づくり賞

 兵庫県が発注した工事のうち、優秀な成績を修めた現場に与えられる「さわやかな県土づくり賞」の授賞式と、優れた建設技術者を表彰する「兵庫県優秀施工者賞」「兵庫県若手優秀施工者賞」の表彰式が11日、神戸市中央区の県公館で開かれた。県土づくり賞は32工事34者が受賞し、優秀施工者は35人、若手優秀施工者賞は13人が選ばれた。式典では荒木一聡副知事が受賞者に賞状を手渡し、感謝と祝福の言葉を贈った。

2020年12月18日

関西の大学設備整備2020

 創造性豊かな人材の育成や先端的な教育研究活動を担うわが国の大学施設だが、近年は企業・地域などとの連携によるイノベーション(技術革新)や社会問題の解決など、国の成長・発展を支え、未来を開く「知の拠点」としての機能強化が求められている。今年の「関西の大学施設整備」企画では、策定が進む次期国立大学法人等施設整備計画に焦点を当て、これからの時代に求められる大学施設の在り方を探るとともに、関西で進む主なキ…

2020年12月18日

2020下水道特集

 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。  この大きな脅威に、私たちの暮らしは変化を余儀なくされ、新しい日常を模索する毎日となった。図らずも、下水道事業が私たちの暮らしを守るエッセンシャルワークとして脚光を浴びることにもなったが、人口減少、ニーズの多様化など、下水道を取り巻く環境は厳しい状態が続く。真に必要な社会インフラに携わる企業・団体や、行政施策を紹介する。

2020年12月17日

2020 建設産業のグローバル戦略

 経済拡大傾向が続いていた建設産業の海外展開は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行によりペースダウンを余儀なくされた。現在も多くの国で渡航制限が設けられているが、日本企業の海外事業への意欲は、コロナ禍後を見据え高い状態で保たれている。政府も今月、2025年までに年間受注額目標を34兆円とする新しいインフラ輸出戦略を決定。脱炭素化やデジタル化といったニーズに対応しながら「売り切り」型から建設後の…

2020年12月11日

医療法人社団清湘会 東砂病院 完成

 東京都江東区で医療法人社団清湘会が整備を進めていた東砂病院が完成した。入院病床と外来維持透析施設を持つ病院として腎臓病疾患を中心にさまざまな医療を提供する。免震構造の採用や空調熱源の二重化など、災害時病院機能を維持できるよう高い防災対応力を備えている。12月12日には竣工式典が行われる。設計を松田平田設計、施工を松井建設が担当した。 ■建築概要■ ■工事名称:(仮称)清湘会東砂クリニック新築計画…

2020年12月11日

2020ダム整備促進企画

 ダムは、私たちの豊かで安全・安心な暮らしや都市・居住地を、近年の激甚化・頻発化する自然災害から守るだけでなく、再生可能エネルギー源として再び脚光を浴びている。国内での新規市場は減少著しいが、再開発や改造ニーズは増加。海外にはダム建設を計画する国・地域が多く、優れたダム建設技術を通じた質の高いインフラの輸出の増加に期待がかかる。日本大ダム会議の杉山弘泰会長(電源開発取締役副社長執行役員再生可能エネ…

2020年12月10日

都市の未来図2020 新しい時代の社会基盤整備

 思いもよらなかった新型コロナウイルス感染症の流行。人々の行動やライフスタイル、働き方が大きく変化し、インフラ整備や都市開発にもコロナ禍後を見据えながらSDGs(持続可能な開発目標)の達成、社会・経済の継続的な成長を可能とする新たな取り組みが求められている。識者、発注者へのインタビュー、首都圏での大規模プロジェクトを通して今後の都市像を探る。

2020年12月7日

GLP平塚Ⅰ 完成

 日本GLPが神奈川県平塚市のツインシティ大神地区内で建設を進めていた「GLP平塚Ⅰ」が完成した。東名高速道路厚木IC、新東名高速道路厚木南ICに近く都心や中部、近畿圏へのアクセスにも優れた物流拠点として誕生した施設。1、2階へのトラックバース設置やフレキシブルな倉庫空間、高度な耐震性、BCP対策など高い機能を持っているほか、大型シーリングファンや上質なインテリアなど庫内の労働環境の向上を図ってい…

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