特集
2020年9月1日
千葉県習志野市が建設を進めていた「谷津小学校全面改築工事」が完了し、8月17日から供用を開始した。新校舎は教室と廊下と隔てる壁が無く、採光や空間を生かした開放的な教育環境を可能としている。また、数クラスを1ユニットとして区切ることで、アクティブラーニングなどの新たな学習展開にも有効だ。設計・監理は佐藤総合計画、建築は新日本建設が担当した。 ■建築概要■ ■工事名称:谷津小学校全面改築工事 ■所在…
2020年9月1日
日本列島は従来、火山噴火や集中豪雨、地震、台風、豪雪など自然災害と隣り合わせの国土を形成し、私たちはそれを克服してきた。切迫性高まる巨大地震にも英知を結集し対応しようとしている。ところが、東日本地域を中心に襲った2019年の台風19号では鉄塔の倒壊による電力供給網の寸断という従来にはない新しいタイプの被災に住民・行政・関係機関が困惑したほか、昨今の新型肺炎の発生・流行は、避難所の運営方法にも感染…
2020年8月31日
三井不動産が千葉県八千代市で建設を進めていた「三井不動産ロジスティクスパーク八千代勝田台(MFLP八千代勝田台)」が完成した。国道16号や東関東自動車道など主要道に近接した、地域配送はもとより都心へのアクセスにも優れた注目の物流拠点だ。施設は機能性の高さや使い勝手の良さ、優れた耐震性を備えているほか、働く人達の快適性も追求しているのが特徴となっている。設計・施工をJFEシビルが担当。新型コロナウ…
2020年8月31日
相次ぐ自然災害に加え、新型肺炎の世界的流行に伴い、私たちの暮らしが大きく変貌しそうな雰囲気にある。感染症の拡大を防ぎ、自然災害を乗り越え、来夏に先送りになった東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を万全の体制で臨まなければならない。その舞台となる関東一円でのインフラ整備の基幹的役割を担う国土交通省関東地方整備局の本年度事業の紹介を、本特集「関東のくにづくり2020」として企画した。土井弘…
2020年8月28日
近畿地方整備局の2020年度国土交通行政関係功労者表彰は、局長表彰が工事32件、技術開発3件、安全対策6件、現場環境向上3件、業務32件で優秀建設技術者として51人(工事20人、業務31人)が選ばれた。部長表彰は業務3件で優秀建設技術者は3人。事務所長表彰は工事86件、業務75件で優秀建設技術者は101人(工事27人、業務74人)となった。 いずれも困難な条件を克服し、工事の施工や安全対策、技…
2020年8月19日
ヒューリックが東京都板橋区で開発を進めていた店舗併設型賃貸住宅「ヒューリック成増」が完成した。東京メトロ有楽町線・副都心線成増駅、東武東上線成増駅に近接する都心への通勤・通学に優れた立地で、低層階にドラッグストア、クリニックなどがテナントとして入居し、近隣にとっても生活の利便性が向上する。設計は久米設計、施工は大成ユーレックが担当した。 ■建築概要■ ■工事名称:(仮称)ヒューリック成増新築工事…
2020年8月7日
東京を代表する業務・文化の拠点エリア、赤坂で建設が進められていた「フレイザースイート赤坂東京」が完成した。住宅トップ企業の積水ハウスが世界展開するデベロッパー、フレイザーズ社とコラボレートし、急増する上質なホテルニーズに対応した高級なサービスアパートメントとして建設したもので、長期滞在を想定した快適で安らぎのある空間を実現しているのが特徴だ。設計を鹿島建設とHBA、施工を鹿島建設が担当。端正で品…
2020年8月7日
8月は「道路ふれあい月間」。道路は私たちの暮らしに必要な社会資本であり、地域の生活や経済活動を支える。拠点間を結ぶ単なる交通手段でなく、道の駅やサービスエリアに代表されるように多くの利用者が集まる重要な施設となっている。防災や観光発信の上でもその必要性は高まっており、従来以上に道路交通の円滑で安全な運転の確保、正しい利用方法の周知が大切だ。日本みち研究所の取り組みや、新たな道路整備を手掛けている…
2020年8月7日
2019年秋に首都圏を直撃した台風15号と19号による想定を超える強風・集中豪雨は、広範囲で家屋倒壊や浸水など甚大な被害をもたらした。その爪痕が消えないなか、2020年7月豪雨が九州や近畿地方などを襲った。今秋の台風シーズンに備え国交省や各自治体はソフト・ハード両面から防災対策を急ピッチで進めている。関東地方整備局と横浜市は高波で破損した護岸の復旧と機能強化を急ぐ。川崎市は多摩川などの増水で浸水…
2020年8月7日
北陸地方整備局が2019年(19年1月1日~12月31日)にICT(情報通信技術)活用工事であることを公告文に記載して参加者を募った工事は日刊建設工業新聞北陸総局の調査によると270件。落札者と、ICT施工の選択の有無をまとめた。