建設DX DX進化論

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サン・コンピュータ

AIを活用した体調不良リスク予測システム「Vital Guard」
個人レベルの測定とモニタリングで的確なリスクマネジメントへ

 2024年8月、AIを活用した体調不良リスク予測システム「Vital Guard(バイタルガード)」がリリースされます。Vital Guardは、衣服内の体表温、温湿度など個人ごとのデータを測定し、個人暑さ指数(pWBGT)を算出します。このシステムは、pWBGTの指標と体調チェックから集められる体調データを組み合わせ、AIが個々の暑熱耐性を判断することで、体調に異変が起こる前に管理者と装着者本人に通知します。管理システム上で装着者の身長・体重などの個人データを登録し、装着者は業務開始前と終了後に体調や発汗を4段階で評価する体調チェックに答えるだけで、このシステムを利用できます。従来の一律な閾値で熱中症リスクを判断する方法とは異なり、蓄積されたデータを基に個人ごとの閾値を設定し、熱中症になる前にアラートを発動して予防します。さらに、管理者はWeb上で装着者ごとの体調情報をリアルタイムで確認でき、緊急時にはアラート通知で迅速に対応が可能です。GPS機能も搭載しているため、装着者の位置情報も確認することができます。これにより本人からの体調報告だけでなく、個人データを活用した予測と管理者によるモニタリングで、より的確なリスクマネジメントが可能です。
 当社は、AIをはじめとする新技術への注力を通じ、総合的なデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に努めています。AIカメラによる入退室管理や安全管理など、AIを活用した課題解決に関わってきました。これらの技術を取り入れることにより、企業の業務効率化が見込まれます。また、技術者が退職したり、開発元が無くなったりしたシステムでお困りの際も、当社が保守を請け負うことが可能です。保守が困難になったシステムに対しても、当社の技術力でサポートを提供し、企業のデジタル化を総合的に支援します。




内田洋行ITソリューションズ

経営資源の統合、企業全体の生産性向上に寄与する「PROCES.S」
基幹業務の導入から稼働、保守までを一貫してサポート

 当社は内田洋行の情報関連事業中核会社として、業種別の基幹業務パッケージシステムの開発・販売・サポート・保守まで一貫したワンストップサービスを提供し、多様化する顧客ニーズや高度化するIT技術への対応力の向上に取り組んでいます。建設業ERPシステム「PROCES.S(プロセス)」は、建設業の事務処理で必要な業務を完全パッケージ化したクラウド対応型のシステムです。30年以上の歴史で培った数多くのノウハウと全国350社以上の導入実績を持ち、顧客満足度の高い製品として2期連続でITreviewの「HighPerformer」を受賞しています。
 PROCES.Sは各機能がシームレスに連携し、重複処理の削除と事務処理の効率化を実現します。情報の一元化が経営資源統合につながり、企業全体の生産性向上に資する基盤としてお役立て頂けるシステムです。
 また、機能拡張クラウドサービス「UC+(ユクタス)シリーズ」と連携することで、電子帳簿保存法(JIIMA認証取得済み)や建設業の2024年問題など、日々変化する会計基準や法改正にもいち早く対応します。




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